サッカーJリーグの名門クラブFC東京と小金井市と東京学芸大学の連携事業が始まり、平成16年、学生、市民のスポーツ・文化活動を支援するために三者で「学芸大クラブ」が創設されました。これは国立大学・Jリーグクラブ・自治体の連携による地域との交流を組織的かつ永続的に展開しようとする、我が国初めての試みとして、大変注目されました。本学はグラウンド提供し、FC東京はグラウンドの人工芝化と夜間照明設備の設置に必要な経費を寄付し、小金井市はこの施設を利用して市民のスポーツ文化活動を活性化させる、という三者の特性を生かした連携です。
事業としては、附属小金井中学校グラウンドでFC東京の15歳以下の子供のチームである「15むさし」が練習することによって、選手の育成に貢献すると共に、この年代のサッカー指導の在り方や、適切な心身の発育と発達のサポートの在り方などを研究対象にして、大学とクラブで共同研究を行います。また本学サッカー部の学生が指導実践活動に参加し、指導法の研究と指導能力の向上を目指します。
また、サッカー選手育成だけではなく、小学生の1年生から6年生までを対象にしてサッカーの面白さや集団活動を体験させる「サッカー教室」を本学教員がスクール・マスターとなって実施しています。これは低学年・中学年・高学年の3つのコースを設け、FC東京や本学教職員やサッカー部学生が指導にあたります。
この他、市民スポーツ文化活動の活性化という観点から、陸上競技関係の事業の教室、「ウォーキング・ジョギング教室」や、「ジュニア陸上教室」を本学教員がスクールマスターとなって実施しています。
このように、学芸大クラブは選手の育成を中心に置きつつ、その回りに豊かなスポーツ文化を育てようというもので、地域における少年スポーツの振興と共に、生涯学習社会へのスポーツを軸にした大学貢献の一環となるものです。
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