書籍

教員の書籍・教材

東京学芸大学ではいろいろな機関と連携して、さまざまな研究を行ってます。また東京学芸大学の各教員の研究も膨大な数になります。ここではそれらの中から、新しい研究、先進的な研究を紹介します。 現在は東京学芸大学の教員の書籍のみ紹介しています。


多文化共生社会に生きる

タイトル

多文化共生社会に生きる

著者

李 修京(編著)

出版社

明石書店

ISBN

978-4-7503-4832-2

発行日

2019年5月31日

定価(税込)

2,700円

内容

グローバル社会が展開する中で人類の移動はかつてなく激しく、多くの人々が国境をまたがって暮らしており、今や'地球社会'ととらえるべき時代になっている。日本も270万人の多文化圏出身移住民や年間3000万人を超える観光客で賑わう多文化社会化している。その一方では、共に生きるための社会的基盤(福祉・教育など)が充分とはいえず、移住民を受け入れる側と移住してくる側が相互に歩み寄らねばならない課題が山積している。それらの共生のための課題や人権問題への取り組みを長年、現場で実践し、理論を追究してきた57人の専門家(教員・弁護士・活動家など)が多文化共生社会に生きる知恵を出し合ったのが、この本である。日本をはじめ世界各地の多文化・人権事情、例えば性の多様性や平等問題、内戦や紛争によって住処を失った難民や教育の機会を失った子どもたちの諸問題など、本書で具体的に紹介している様々な事例を通して、'人間の命の尊厳'をも学習できる。 本書はアジアの事情を踏まえつつ、オールドカマーやニューカマーとともに新たな文化を織りなす日本社会から世界に向けて発信された、多文化共生社会への新しい羅針盤の一つである。ぜひ手に取って今の多文化事情を確認して頂きたい。


食で読み解くヨーロッパ―地理研究の現場から―

タイトル

食で読み解くヨーロッパ―地理研究の現場から―

著者

加賀美雅弘

出版社

朝倉書店

ISBN

978-4-254-16360-5

発行日

2019年4月10日

定価(税込)

3,240円

内容

 ヨーロッパ地域理解に向けて、本書は食に着目して地理的な話題を盛り込みながらヨーロッパを論じた。特に、ムギと油脂、ジャガイモ、砂糖、ミネラルウォーター、ビール、エスニック料理、トウモロコシ、コーヒーを取り上げ、自然環境と農業、農村の変化と格差、都市の景観、観光地の発展、工業化、多文化社会、地域の個性化、グローバル化、といった話題に切り込んだ。料理の写真を数多く掲載しており、一般読者にもなじみやすい体裁になっている。「現地で食べるというフィールドワークの体験をもとにつづったが、語り切れなかった『未知の土地』はまだ多く残されている。ヨーロッパは食にまつわる話題の宝庫である.食を味わいながらヨーロッパ各地に思いを巡らせるという、この尽きることのない楽しみを、皆さんもぜひ体験していただきたい。」(エピローグより)


ヨーロッパ(世界地誌シリーズ11)

タイトル

ヨーロッパ(世界地誌シリーズ11)

著者

加賀美雅弘(編)

出版社

朝倉書店

ISBN

978-4-254-16931-7

発行日

2019年4月 1日

定価(税込)

3,672円

内容

難民の殺到と右派政党の躍進、イギリスのEU離脱問題など大きな揺れのなかにあるヨーロッパを、地理学の視点から系統的にとらえたテキスト。統合に向かうヨーロッパの地域性を踏まえて、自然環境、農業・農村、工業化、都市の発展、観光地域、市民の暮らし、ヨーロッパ人の地理的想像力、移民と社会問題、EUの国境地域を論じつつ、世界のなかのヨーロッパを位置づけている。最新の情報をもとに、ヨーロッパの地理学専門研究者が執筆しており、ヨーロッパ地誌の講義・演習はもちろん、中学校社会科や高等学校地理の教材研究にも活用できる1冊である。


都市に誕生した保育の系譜―アソシエーショニズムと郊外のユートピア―

タイトル

都市に誕生した保育の系譜―アソシエーショニズムと郊外のユートピア―

著者

福元真由美

出版社

世織書房

ISBN

978-4-86686-004-6

発行日

2019年1月31日

定価(税込)

3,780円

内容

子どもの発達に未来のユートピアを託し、保育実践において相互扶助と共生協働の未来像を描いた現代につながる革新的保育の源流とは―先人たちの実践によって開拓された保育思想、その歴史を活写する。
〈第Ⅰ部〉保育とアソシエーションの形成―協同組合型保育所― 第1章 賀川豊彦による光の園保育組合の設立と「協同組合社会」の理想/第2章 志賀志那人の北市民館保育組合における母親の協同/第3章 東京帝国大学セツルメント託児部における地区別グループの実践―鈴木とくによる保育と母親の協同―/第4章 子供の村保育園の設立とその意味―平田のぶの思想と実践―
〈第Ⅱ部〉郊外住宅地に成立した保育の実践―郊外型幼稚園― 第5章 橋詰良一の家なき幼稚園における教育―郊外住宅地における保育空間の構成―/第6章 一九三〇年前後の成城幼稚園における保育の位相―小林宗作のリズムによる教育を中心に―/第7章 高崎能樹による阿佐ヶ谷幼稚園の設立とその意味―郊外における母親教育と子どもの保育―/第8章 賀川豊彦による松沢幼稚園の設立と自然中心の保育
〈第Ⅲ部〉保育の成立に見る都市と郊外 第9章 都市化と保育の新しい動向/終章 都市に誕生した保育のゆくえ/刊行に寄せて―解題(佐藤学)


特別支援教育の新しいステージ 5つのI(アイ)で始まる知的障害児教育の実践・研究-新学習指導要領から読む新たな授業つくり-

タイトル

特別支援教育の新しいステージ 5つのI(アイ)で始まる知的障害児教育の実践・研究-新学習指導要領から読む新たな授業つくり-

著者

橋本創一・安永啓司・大伴潔・小池敏英・伊藤友彦・小金井俊夫(編者)

出版社

福村出版

ISBN

ISBN-10: 4571121350
ISBN-13: 978-4571121357

発行日

2019年1月10日

定価(税込)

1,944円

内容

東京学芸大学教育実践研究支援センター&特別支援科学講座&附属特別支援学校の共同研究の成果書籍です。新学習指導要領のポイントをわかりやすく解説し、国際生活機能分類(ICF)、個別教育計画(IEP)など"I"のつく5つのkey wordをもとに知的障害児のための授業実践33例を紹介。
第1部:新学習指導要領(2017年)と新たな授業つくりに向けて―特別支援教育の新ステージ&知的障害教育の転換(新しい学習指導要領改訂(2017年)のポイント(総論)、教育課程改革と授業つくり、インクルーシブ教育システムの中の知的障害児教育)
第2部:新学習指導要領に対応した教育実践・研究について(5つの"I"(アイ)で始まる教育実践・研究とは、「ICFモデルによる授業つくり・教育課程」「IEP作成と保護者との連携」「IES&CEインクルーシブ教育システムとキャリア教育の実践」「ILC(言語コミュニケーション指導)の実践」「ICT活用による実践」