書籍

教員の書籍・教材

東京学芸大学ではいろいろな機関と連携して、さまざまな研究を行ってます。また東京学芸大学の各教員の研究も膨大な数になります。ここではそれらの中から、新しい研究、先進的な研究を紹介します。 現在は東京学芸大学の教員の書籍のみ紹介しています。


地理学基礎シリーズ

タイトル

地理学基礎シリーズ

著者

地理学基礎シリーズ1『地理学概論』:上野和彦・椿真智子・中村康子(編著)
地理学基礎シリーズ2『自然地理学概論:高橋日出男・小泉武栄(編著)
地理学基礎シリーズ3『地誌学概論』:矢ヶ崎典隆・加賀美雅弘・古田悦造(編著)

出版社

朝倉書店

ISBN

地理学基礎シリーズ1『地理学概論』:978-4-254-16816-7
地理学基礎シリーズ2『自然地理学概論』:978-4-254-16817-4
地理学基礎シリーズ3『地誌学概論』:978-4-254-16818-1

発行日

2007年4月25日

定価(税込)

3465円

内容

 本シリーズ、『地理学概論』『自然地理学概論』『地誌学概論』は、地理学の全体像を具体的にわかりやすく解説することを目的とした教科書であり、大学における地理教育を体系的かつ効果的に実施するために編集されている。とくにこれから教員免許状を取得し、中学校・高等学校などで地理を教えようという人びとに向け、地理学の視点、概念、方法を平易に解説し、基礎的な学習ができるように工夫した。


『魚のウロコのはなし』

タイトル

『魚のウロコのはなし』

著者

東京学芸大学准教授 吉冨友恭(著)

出版社

成山堂書店

ISBN

978-4-425-85261-1

発行日

2007年4月 8日

定価(税込)

1680 円

内容

【著者のことば】

(東京学芸大学 環境教育実践施設 准教授 吉冨友恭)

 鱗(ウロコ)を知らない人はいないだろう。鱗は難しい最先端の科学用語と違って、老若男女おそらく世界中のみんながその存在を知っている。それにもかかわらず、本を検索しても「目から鱗の・・・」とタイトルの飾りに使われているものばかり。魚類学の専門書でもほんの数ページがあてられているにすぎない。

 本書はこれまでにありそうでなかった鱗の専門書。魚類の歴史が私たち人類に比べてはるかに長いのと同様、鱗の歴史も長く、鱗一つをとりあげるだけでも様々なエピソードがある。本書では鱗を科学的な側面からだけでなく、歴史や文化、デザイン、料理、水族館の展示など、様々な側面から見ていきながら、鱗が私たちに語りかけてくるメッセージを体系立てて聞いていくことにしたい。

 ふだんは注目されない薄っぺらい一枚の鱗に、実に多くの物語が隠されている。鱗は私たちが気づかない魚の様々な情報を提供してくれる上、私たちの日常生活の思わぬところで役立っていたりもする。まさに目から鱗だ。そんな話題を楽しみながら、みなさんにも鱗の面白さを再発見して頂ければ幸いである。


『自然を読み解く山歩き』

タイトル

『自然を読み解く山歩き』

著者

東京学芸大学教授 小泉武栄 地理学分野(著)

出版社

JTBパブリッシング

ISBN

78-4-533-06649-8

発行日

2007年4月 1日

定価(税込)

1575円

内容

 近年、エコツアーが盛んになり、たくさんの人が野外にでるようになってきた。しかしそのレベルは決して高くはなく、植物や昆虫の名前を教えてもらうことで、満足している人がほとんどなようである。

 私が案内するエコツアーでは、野外でさまざまの不思議を発見し、それがなぜ生じたのかを、頭を使って次々に解きながら歩く。たとえば東京にカタクリが生育しているが、カタクリは実は日本海側の多雪山地を本拠地とする植物で、東京のカタクリは氷河時代に南下してきたものの生き残りである。したがってその分布は、特別涼しい場所に限られている。野外ではそこがどんな場所でなぜ涼しいのかを考える。

 このように、私のエコツアーでは観察の対象は植物に限られず、地形・地質や自然の歴史にまで広がる。慣れていない人は最初とまどうが、最後には自然の全体像を把握することができるようになるため、満足度が高い。

 この本は筆者が実施してきたエコツアーを本にしたもので、いわば山や野の自然を3倍楽しむためのガイドブックである。地図がついているので、ぜひ本を片手に野外を歩いていただきたい。


『江戸の教育力― 近代日本の知的基準』

タイトル

『江戸の教育力― 近代日本の知的基準』

著者

東京学芸大学 教授 大石学(著)

出版社

東京学芸大学出版会

ISBN

978-4-901665-08-7

発行日

2007年3月30日

定価(税込)

1260円

内容

NHK大河ドラマ「新選組!」の時代考証もした江戸時代史の達人、東京学芸大学の大石学教授が書いた江戸時代の教育に関する本。幕府の教育政策から子供たちの寺子屋での様子までいきいきと、わかりやすく描かれているため、庶民の教育熱が高く7万もの寺子屋があったと言われる江戸時代の教育状況がよく理解できます。

「意外や意外、江戸時代は武士も農民も町人も
上下の別なく教育熱が高かった―。
武士の子弟が通う藩校は全国で300近く、
庶民の手習所(寺子屋)はなんと約7万とも。
当時の外国人も驚いたその教育の広まりは、
実は明治以降の急速な近代化を支えたものでもあった。
江戸時代を「初期近代」ととらえる、新たな見方を示す一冊。」(本書より)


『日韓交流の歴史』

タイトル

『日韓交流の歴史』

著者

歴史教育研究会[日本](編)
歴史教科書研究会[韓国](編)

出版社

明石書店

ISBN

978-4750324838

発行日

2007年2月22日

定価(税込)

2940円

内容

●歴史教育研究会(日本)、歴史教科書研究会(韓国)編

 東京学芸大学と協定校ソウル市立大学との10年間に及ぶ学術交流の成果。 両校の教員と卒業生合計40名による徹底討論でできあがった共通の叙述。 日韓の交流の歴史を先史時代から現代まで通史として描いた日本最初の試み。 民間の立場から、日本と韓国の歴史の共通認識を探る。

 「真実を粗末にする歴史は、歪められた歴史であって、相手国に対する文化の侵略ともいえます。そこから生まれた誤った歴史認識は、偏った人間を作り出し、それでは自分の正しい自画像も描けなくなるでしょう。それはとても悲しく不幸なことです。」(本書、「刊行にあたって」より)