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【第3章】
教育学部から
海外に飛ぶ

教育学部生の現場は、海外にもあります。学生の間に留学する人もいるし、卒業後に海外で働いている人もいます。学芸大学から海外に行くのには、どのような道があるのでしょうか。

学芸大学では10言語が学べます。ネイティブの先生もいます。この他に、タイ語やアラビア語の勉強会も開かれています。

また学芸大学には世界各国から約300人の留学生も来ています。英語だけを使うお昼のランチ会や、中国語だけを使うランチ会も行われています。

こうした環境の中で、さまざまな外国人と接し、ことばを学ぶことができます。でも、単に外国人と話しができるようになればよい、というわけではありません。

いろいろな外国人に接し、その考え方を知り、世界の多様性(ダイバーシティ)を学ぶこと。これがまず大事なことです。それから海外の大学に留学する。

学芸大は世界の16の国・地域の55大学と交流協定を結んでいます。そうした大学に行き、そこで得た知識と経験を、日本の教育に活かしてもらいたい。

在日外国人の教育、在外日本人の教育、海外諸国の教育支援・・・、さまざまな道が開けています。A類国際教育や、E類多文化共生教育では専門的なことが学べます。(A類:初等教育教員養成課程、E類:教育支援課程)

どんなに外国語ができても、コミュニケーションが豊かにできるわけではありません。 コミュニケーション力を高めたいと思っている人はいませんか?

第4章では、コミュニケーションの話をしましょう。