パソコンはコミュニケーションの道具です。 それでもパソコン好きは、何となくコミュニケーションが苦手というイメージがあるような・・・。
教育学部ではパソコンとどのように向き合うのでしょうか?
学芸大の教育学部にはコンピュータの専門家が何人もいます。 民間企業でソフトウェア開発をしてきた先生もいます。
だからA類情報教育やE類情報教育ではコンピュータについて、専門的に深く学ぶことができます。いろいろなソフトウェアを作る授業もあります。
この他、学芸大学のさまざまな先生が、パソコンやiPadで使えるソフトウェアを発表しています。
ただし、コンピュータだけではなくて人間にも興味をもってもらいたい。 コンピュータはあくまでも道具です。使う人がいなければ、コンピュータは何の意味もありません。
コンピュータを駆使して人が生きるサポートをし、困っている人の問題を解決し、コンピュータと上手につきあえる人を育てる、そんな先端的な教育者になってほしい
コンピュータはすべての教育者にとって、重要な道具になりつつあります。 そのため、学芸大ではすべての学生がコンピュータを学び、そして使っています。
学芸大生が、コンピュータを使いこなしていることをわかってもらえましたか? でもやはり「リアルなもの」がいいという人もいるでしょう。 第六章は、そうした人についての話です。