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【第6章】
教育学部で
「もの」を作り、「もの」を扱う

小さいころからものづくりが大好きだった、という人はいませんか?教育学部で「もの」を作れるのでしょうか?もちろん作れます。

 A類ものづくり技術が新しくできました。ここではさまざまなものづくりの技術を学ぶことができます。(A類:初等教育教員養成課程)

木材加工から金属加工、コンピュータから植物栽培まで。コンピュータ制御のロボットカーを研究している先生もいるんですよ。

ものづくりを通して、広く社会のイノベーションを進める人になることができます。こうしたものづくりは、A類やB類の美術でもやることができます。(B類:中等教育教員養成課程)

一方で、昔の人が作ったものを集め、保存し、研究することも学べます。E類の生涯学習コースには博物館学があります。(E類:教育支援課程)

またこのコースには文化遺産教育サブコースがあり、文化財科学・考古学・保存科学・美術史を学び、文化財の保存とその活用に従事することができます。 これもまた、「もの」を扱う仕事です。

でもあくまでも、こうした「もの」を通して人とかかわり、よりよい社会を創ることが、教育者の役割です。

学芸大学の教育学部ではいろいろなことができるということを、わかってもらえたでしょうか?

実はこれまで紹介した以上の、びっくりするほど多くのことを、学芸大学では学んだり、研究したりすることができます。第七章では、研究の話をしましょう。