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【第9章】
教育学部の
学生は充実する

これまでに教育学部の特色について紹介してきました。では、教育学部の学生はどのような生活を送っているのでしょうか。

教育学部の学生はけっこう忙しい。1、2年生の間は授業が多めです。学校の先生になろうとすると、3、4年生に教育実習があります。

E類にもそれぞれの実習があります。秋学期(後期)が始まるのが10月中旬で、意外に夏休みが長いと思いきや、実は学校の先生をめざす3年生や、4年生の教育実習の期間なので、遊んでいるわけではありません。

勉強会も多いのだけど、ところが、勉強ばかりやっているかと言えば、そうでもない。学芸大学には約150のサークルがあります。

授業終了後には、さまざまなサークルの活動がいっせいに始まります。夕方の学内は、にぎやかなこと、にぎやかなこと。

近所の子どもたちを相手に、一緒に遊んだり、勉強を教えたりするサークルもあります。さらにボランティアあり、インターンシップあり、アルバイトあり。 それに旅行したり、調査したり、留学したり。

こうした生活を、忙しいと感じるか、充実していると感じるかは人それぞれでしょう。

けれど教育学部の学生には、いつも人とかかわっている学生が多いのです。 これは充実した生活と言えるのでは?