
5月26日(木)東京学芸大学基金
先日、とてもうれしいことがありました。
大学は昨年度の創立60周年を機会に「東京学芸大学基金」を創設しました。奨学金の充実など学生への修学支援を第一に、必要な教育研究環境の整備・充実をはかることを目的にしています。
で、うれしかったことというのは、卒業生のお一人が上京した機会にと、わざわざ大学をお訪ねくださり、基金に多額のご寄付をくださったのです。1988年に当時の特別教科教員養成課程の美術専攻を卒業された坂口直子さんです(ご本人の了解を得て、お名前を出させていただきました)。10年くらい前に寄付の呼びかけがあったときは(たぶん50周年記念の寄付だと思います)、余裕がなく寄付できなかったので、少し余裕ができたからと、今回、お申し出くださったとのことです。私もお会いしましたが、東京学芸大学がとてもいい大学だったのでと、出身校への愛情が伝わってきました。
これまでも、同窓生で集まった際に集めてくださってご寄付をいただいたことなどもあり、東京学芸大学は、こういう卒業生にも支えられています。ご寄付を有効に使わせていただきたいと思います。
【関連ウェブサイト】
東京学芸大学基金
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5月14日(金)<私>時代のデモクラシー
皆さんは、連休をどう過ごされましたか。誰にとっても新年度早々は落ち着かないものですが、5月に入り、学生の皆さんは履修登録も済み、腰を落ち着けて学び始めたでしょうか。
私は5月2日に附属特別支援学校の卒業生や関係者の皆さんによる若竹ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」を武蔵野市民ホールで楽しみました。あとは、友人に会ったり、もろもろの整理で終わってしまった連休でしたが、本は岩波新書の新刊、宇野重規著『<私>時代のデモクラシー』を興味深く読みました。
一人ひとりが他人とは違う自分らしさを求め、<私>と<私>が分断されやすい現代社会にあって、<私たち>の意志で<私たち>の問題を解決するデモクラシーはいかにして可能なのかを論じた本です。<私>が<私>であることを確認するためには他者が必要であり、自分と異質なものとの摩擦や緊張をも自らの糧として、<私>にとって不可欠な社会を再確認し、再創造するためにこそデモクラシーが求められると述べています。神なき時代にあっては、社会こそが「人生の意味を創出し、自己実現の機会を分配するメカニズム」だからです。
【関連ウェブサイト】
東京学芸大学 附属特別支援学校
若竹ミュージカル
附属図書館で所蔵しています→附属図書館OPAC『<私>時代のデモクラシー』
岩波新書/宇野重規著『<私>時代のデモクラシー』
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