
8月31日(水)キョウダイキョウ
「キョウダイキョウ」をご存じでしょうか。私は、本学に赴任してきたばかりの頃、教授会で聞いたときは、「兄弟?」とチンプンカンプンでした。日本教育大学協会の略称「教大協」であることがわかるのに、しばらくかかりました。
教大協は、本学のような国立の教員養成系大学と、国立総合大学の教育学部など教員養成を主とするか、それに準ずる学部が会員です。それぞれの附属学校もその一部で、附属学校だけが会員になっている大学もいくつかあります。現在は、私が会長を務めています。
戦後1949年5月に新制の国立大学が発足するとともに、教員養成は大学で行うことになりました。それ以前から準備が進められていた教大協は、その年の11月に正式に発足しています。すでに60年以上の歴史をもっており、2002年には『日本教育大学協会 50年のあゆみ 活動の記録』が刊行されています(本学図書館所蔵)。この資料によれば、教大協はほぼ一貫して教員養成カリキュラムや教科教育に関する研究、教員養成制度改革についての政策提言や対応などに取り組んできました。附属学校のあり方についての検討も、発足以来の柱となっています。
暑さや豪雨に悩まされた8月も終わりです。行事の多い秋が近づきますが、教大協も、10月から12月にかけて、全国の会員大学・学部の代表者が集まる会議(東京)、研究集会(高松)、本学の教養系のような新課程をもつ会員校による新課程連絡協議会(札幌)、附属学校研究協議会(東京)と行事が続きます。
新しい首相が誕生し、今年度のさらなる補正予算や来年度の予算の編成作業も、まもなく本格的に始まります。新政府の教育政策の動向も気になるところです。大学としても、教大協としても注視していきたいと思います。私も学長・教大協会長として、また忙しい秋になりそうだと思っています。
【関連ウェブサイト】
東京学芸大学附属図書館
日本教育大学協会
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