
9月28日(水)台風15号

東京生まれ東京育ちの私が子どもの頃住んでいた家は、なぜか雨戸がありませんでした。窓枠もアルミサッシなどなく木製で、台風が来るたびに、2階の自分の部屋の窓枠に雑巾やぼろ切れをあてて、雨が吹き込まないように苦労したものです。そのせいか、その頃は東京にもよく台風が来たというのが、私の心象風景です。そういえば、立春から二百十日にあたる9月1日前後に台風が来やすいとかつては言われていましたが、統計的にはあてはまらないそうで、最近は耳にしなくなりました。
それにしても、今年は6月から台風5号が日本に接近し、9月に入り、12号は停滞し紀伊半島に集中豪雨をもたらしました。さらに15号は、四国以東の日本列島を北海道までゆっくりと縦断し、大震災の被災地にも新たな被害を与えるなどしました。9月21日は東京地方も、もろに暴風雨下におかれました。附属学校園は休校にしたり、大学も職員には早めに帰宅してもらったりしましたが、結局は交通機関のマヒで、自宅になかなか帰りつけなかった人も多かったようです。
多摩地区の他の国立4大学でも多かれ少なかれ倒木などがあったようですが、本学でも附属学校を含め雨漏りや倒木など多数の被害がありました。日頃、緑の豊かさを誇り、4000本以上の樹木がある小金井キャンパスでは、ケヤキやヤナギ、イチョウなどの大木が10本以上も倒れ、構内の道路を塞ぐなどしました。正門前の桜並木でも古木が1本倒れてしまいました。ほかにも幹折れ、枝折れはいたるところで見られます。幸い人的な被害はありませんでしたが、近隣の住宅や施設などに物的な損害を与えてしまい、大変ご迷惑をおかけしました。早急に対応していきたいと思います。
今年、日本を襲った数々の自然災害のもたらした被害は、本学の今回の被害とは比べものになりません。改めて、大きな被害を受けられた方々や地域にお見舞い申し上げます。
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