学長の最近のメッセージ
【2010.3月8日.月 】教員養成系大学における理科教育 ―課題と展望―
理科教育ルネッサンスのホームページにて紹介されました…………ホームページへ
【2010.1月29日.火 】今後の教員養成の課題
大学における教員養成とリベラルアーツ
戦前の師範学校教育がときに郷愁を持って語られることがあります。確かに教育への情熱と使命感の強さは大変評価すべきことですが、しかしそれは学問に支えられたというよりも徳目主義と技術主義の狭さを持ち、皇民教育を…………続きを読む
【2009.12月22日.火 】"韓日問題は学術と文化を通した真摯な交流を基礎に解決していこう"
日本の国立大学である東京学芸大学の鷲山総長は、東京大学文学部独語独文学科の出身で、韓国と日本の文化的交流について積極的な親韓人士である。
去る12月3日、釜山の新羅大学でアジアの教育問題についてのシンポジウムで会った彼は、我々が見てきた既存の‘権威主義的な’総長ではなかった。…………続きを読む
【2009.12月16日.水 】男女共同参画推進本部ニュースレター『OPGE通信ol.13』
揺籃期を自然と芸術の恵みで一杯に
いよいよ念願の保育園が着工される。グランド門を入った南側で、松の古木に囲まれて、やがて瀟洒な建物が姿を現してこよう。これまでの保育所設置準備委員会の皆さんの熱い想い、決断、奮闘の数々を知っているだけに、感慨無量である。
準備委員会の皆さんから「名前をつけて下さい」と言われた。私たち…………続きを読む
【2009.11月 】『文部科学時報』2009年11月号
政策から見えるリアリズム・実相観入のリアリズム
今年の3月、国立教育政策研究所のシンポジウム「高校と大学の教育接続―高校生の学びをいかにつなぐかー」に参加した。世界史の未履修問題や大学のリメディアル教育などで、高大接続にはかねてから関心があったからである。
やはり学びの在り方が焦点である。主体的な学び、粘り強い学び、探求力などは、中等教育と高等教育の一体的改革の中で解決すべきであろうし…………続きを読む
【2009.10月6日.月 】小学校教員養成課程と専門性の諸性格
日韓教育大学長会議
小学校教員養成課程と専門性については、3つの側面から論じえよう。第一は制度的・カリキュラム的側面からである。第二は発達段階に応じた人間教育・市民教育的側面からである。そして第三は教員の主体的力量に関わる側面からである。
まず、制度的・カリキュラム的側面だが…………続きを読む
【2009.10月1日.月 】「私は知らない、しかし、それを為す」
大学院修士課程入学式
大学院修士課程「教育学研究科」へのご入学、おめでとうございます。皆さんは、これまでに学んできたことを更に研究的に捉えよう、真理を究めたい、そして学問の世界にしっかりした地歩を築いていきたい、そのような希望と意気込みをもって入学されました。皆さんの大いなる志を心から祝福致します。…………続きを読む
【2009.9月30日.月 】「歴史的に、構造的に、生成的に」
卒業式の式辞
卒業おめでとうございます。皆さんは普通の人よりも半年多く学び、そして国際標準の9月卒業と言う、極めて先駆的な形で新しい人生の門出を迎えています。二重の意味で大変意義深いことです。こういうユニークさとオリジナリティーを、…………続きを読む
【2009.9月28日.月 】日本教育新聞「新教育ウォッチ」
ドイツには「アビトゥール」という制度がある。高等学校卒業試験で、それが同時に大学入学資格となる。オーストリアのマトゥーラやフランスのバカロレアとも似た側面を持つ、中等教育修了資格である。日本では大学入試センター試験があるが、…………続きを読む
【2009.9月25日.金 】埼玉大学創立60周年をお祝いして――新関良三、和達清夫のことなど――
埼玉大学創立60周年を心からお祝い申し上げます。先ほど、坂本和彦先生の記念講演「クリーンルームから地球環境まで」を大変興味深く聞かせていただきました。環境問題についての埼玉大学の先駆的取り組みであり、…………続きを読む
【2009.9月21日.月 】日本教育新聞「新教育ウォッチ」
高等学校教育と大学教育との連携強化がいま重要な課題となりつつある。急激な少子化など、エリート段階からマス段階を経て、全員入学の教育ユニバーサル段階に入り、十分な学力がなくても大学に入学できる事態の進行で、…………続きを読む
【2009.9月19.土 】想像力を豊かに
学校図書館活用教育フォーラム
「持続可能な未来をひらく子どもたちの読書と言葉の力」のフォーラムに、このように大勢の皆さんがご参加くださいました。ありがとうございます。
午前中は、小金井中学校の読書指導を大変興味深く見させていただきました。そして今からは、俳優でありエッセイストである児玉清先生、…………続きを読む
【2009.9月14日.月 】日本教育新聞「新教育ウォッチ」
中学で陸上に精を出したが結核にかかり、5年間は安静といわれた。そのため、高校では腹を決めてひたすら勉強した。人生の何年か徹底して学ぶ時期は必要である。ただ、こうした生活を3年もやると、…………続きを読む
【2009.9月7.月 】日本教育新聞「新教育ウォッチ」
映画『レット・クリフ』を見た。赤壁の戦いに至る壮大なドラマを堪能したが、曹操の吟ずる「酒に対してまさに歌うべし、人生幾ばくぞ・・・」に久しぶりに再会した。高校時代に前半部分を暗記したことがあったので、…………続きを読む
【2009.9月4日.金】「理論は灰色、現実は輝く緑の木々」
『富良野自然塾』入塾式の挨拶
実は、私が今ここに皆さんと一緒にいる、ここ『富良野自然塾』に来て挨拶しようとしている、「これって本当のことなのだろうか」「夢をみているのではないか」というのが、正直な、率直な気持ちです。何しろ1年前の去年の今頃は、まったく何もない、影も形もなかった話でしたから。…………全文を読む
【2009.8月23日.日】美の追求と心境の開拓
――第三十三回学芸書道全国展をお祝いして――
人間の成長と豊かさの鍵は、ゆっくりであること、バーチャルな世界ではないこと、具体的な対象世界と格闘するところにあると考えます。
人間の知の始まりである文字を書く、この手書きの世界こそまさに、人間文化の始まりであり、終着点でしょう。自らの手で文字の世界を探求することによって、思いの深さが研ぎ澄まされ、美意識が養われ、心境も…………全文を読む
【2009.8月1日.土】教員養成をめぐる断想
国立大学が法人化されて6年目である。「法人化してよかったか」と問われて、「全体として成功」という学長が大半だそうで、「さて」と首をかしげる学長は少数派だという。
世界水準、国民に開かれた大学、民間的発想、自主的自律的運営、目標管理と評価などの旗のもと、「個性に輝く大学」を目指して私も微力ながら経営努力を重ねてきた。しかし効率化係数と総人件費抑制で、大学教員370名の内1割近くの30名を削り、職員と附属学校教員を合わせて更にほぼ同数を削らざるを得ず、大幅な戦力ダウンと教職員への負担増という経緯を考えれば、自主自律とはほど遠い現実に、口が裂けても「よかった」とは言えない。…………全文を読む
【2009.7月19日.日】負担にならない、スムーズなスタートのために
ー第9回『小学校英語教育学会』の共催をお祝いしてー
第9回の『小学校英語教育学会』の開催を心からお喜び申し上げます。本学の創立60周年記念と呼応して下さり、共催とさせていただき大変光栄に思います。
大変暑い中をご参会いただいております。事務局長の粕谷恭子先生にお尋ねしたところ、出席者は400名を超え、明日も合わせますと1000名に達するのでは…………全文を読む
【2009.6月29日.月】日本教育大学協会 評議委員会
全体的な情勢についてですが、6月15日に『中長期的な大学教育の在り方に関する第一次報告――大学教育の構造転換に向けてーー』の中間報告が出されました。これは昨年の9月に鈴木文部科学大臣が諮問したものへの第一次答申…………全文を読む
【2009.6月27日.土】アンチ・均一化・・・類としての人間は無限である
――日本比較教育学会での挨拶――
日本比較教育学会の第45回大会の開催を心からお祝い申し上げます。実行委員長の渋谷英章先生からご教示いただいて、「日本比較教育学会 40年の歩み」を拝見しましたら、昭和37年、1962年に、平塚益徳・大柴衛・湯浅克己・山内太郎・小林哲也・松崎巌の7人の方々が谷川岳の温泉に合宿したのがきっかけとなり、…………全文を読む
【2009.5月30日.土】異文化間交流の大きな展望
―『異文化間教育学会』の第30回大会をお祝いしてー
「第30回」を迎えた『異文化間教育学会』の「大会」の開催を心からお祝い申し上げます。
現在の世界は、まさに大交流、大共生の時代を迎えておりまして、異文化との接触というのは日常的になってきております。それだけに様々な、まさに文明史的なと言っていい課題が生まれてきています。
このなかで、異文化接触を契機にした人間形成の課題、あるいは…………全文を読む
【2009.5月15日.金】知の変革から存在の変革へ
――福井大学の「教職大学院ニュースレターNO13」――
福井大学は、「教職大学院発祥の地」と言っても過言ではない。1992年に設置された修士課程では、「学校における教育実践と密接に結びついた教育実践研究と教科教育学」という観点が打ち出され、2001年には「学校を拠点に教師と研究者が改革のための実践的な共同研究を進める」と宣言された。この観点は…………全文を読む
【2009.4月30日.木】創立60周年・創基136周年を迎え
学の起源は、学制がしかれた翌年の1873年・明治6年に創立された東京小学教則所に遡ります。その後、師範学校令によって師範となり、戦後、4つの師範学校が一緒になって1949年・昭和24年に東京学芸大学として出発しました。今年で大学として60周年、創基から数えれば136周年です。…………全文を読む
【2009.4月25日.土】「国立大学の運営と教育系大学」
【本間】これから総会・記念講演といたしまして、まず東京学芸大学の鷲山学長に「国立大学の運営と教育系大学」という点についてお話を聞きたいと思います。
鷲山先生は56の教員養成系大学・学部が結集する日本教育大学協会(教大協)の会長もお勤めになっていらっしゃると伺っていますし、政府の様々な関係の審議会等にも関わっておられ、…………全文を読む
【2009.4月15日.水】人生の不思議 ――土方の子どもたちへ――
土方小学校に入学したのは昭和24年、1949年でした。太平洋戦争が終わって4年経っていました。今から丁度60年前のことです。
入学式には、母に連れて行ってもらったのですが、次の日からは、独りで行かなければなりません。小学校へは1本道ですから行けましたが、校門を入った後、…………全文を読む
【2009.4月10日.金】2009(平成21)年度 連合学校教育学 博士課程入学式式辞
新しく出版された『フォーラム』を昨日読んでおりましたら、秋に行った「合同研究会」の大きな意味について、体験した皆さんがそれぞれ書いておられました。
異なる研究分野の人に自分の研究をわかるように説明することの難しさ、そして大切さ、何のために研究するのかという目的意識性の確認、そうしたもろもろのことを、考えさせられ、みんなと議論ができて…………全文を読む
【2009.4月9日.木】附属小金井小学校入学式 祝辞
ピカピカの1年生ですね。入学おめでとう。今、長野校長先生から、皆さんを迎えて大変うれしいというお話がありました。学長の私も、皆さんが来るのを大変楽しみにしていました。お迎えして大変うれしく思います。やさしい人たちばかりです。…………全文を読む
【2009.4月5日.日】竹早教員保育士養成所の入学式 祝辞
私の小さい頃は、泥のなかで育ちました。土もわざわざなめることはしませんでしたが、口の中にはよくはいったし、田んぼに落ちてどろまみれになったり、はだしでとびまわったりの生活でした。アレルギーだの、アトピーだのという話はありませんでした。ですから、幼児期のごく早い時期に、土と遊ばせないと、アレルギーやアトピーが出る体に…………全文を読む
【2009.4月3日.金】2009(平成21)年度 東京学芸大学 学部・修士入学式
「学問」の字を、返り点をつけて読めば、「問うことを学ぶ」となります。「問うことを学ぶ」とは、問題点はどこにあるのか、を常に問う姿勢をもち、自然に対して、人間に対して、社会に対して、アプローチし、研究していく姿勢です。そして真理と真実を発見していく営みです。ですから勉強はすべからく、…………全文を読む
【2009.3月19日.木】2008(平成20)年度 東京学芸大学 学位記及び修了証書授与式
人間の生き方につて、学生時代に読んで印象に残っている本があります。ハンガリーの思想家のルカーチの『小説の理論』という本です。文学作品に現れた人間像を分析し、内面世界が、現実世界よりも、狭い場合と広い場合に分けて、…………続きを読む
【2009.3月16日.月】「時代を切り開く思想を」2008(平成20)年度 連合学校教育学博士課程学位授与式
皆さんが学位を授与された今年度はノーベル賞を日本の4人の方が受賞されました。その偉業に至る悪戦苦闘のドラマやエピソードも報道され、皆さんも大きな関心をもって読まれたことと思います。
なかでも益川敏英先生の飾らない人柄は魅力的です。先月、2月8日に…………続きを読む
【2009.3月13日.金】2008(平成20)年度 附属大泉中学校 卒業式 挨拶
附属大泉中学校 閉校式 挨拶
今日、この附属大泉中学校にまいりまして、校舎に入り、まず最初に気づいたことは、「わをつなぐ−伝承−」というスローガンでした。 そう書かれたポスターが多く貼られています。この「わ」の文字がひらがななので、人の輪の「輪」とも平和の「和」とも考えられますが、…………続きを読む
【2009.3月9日.月】田臥勇太のように
第49回 全国教育系10大学バスケットボール競技大会の挨拶
私はスポーツに疎いのですが、バスケットボールに近しい感じを持つのは、私のゼミの学生で菅原賢一君というバスケットボールの選手がいたからです。といっても彼は、高校時代、岩手県の代表で活躍したものの足を痛め、本学に来てからはバスケットが出来ず、そのことを大変残念がっていまして、その無念さと憧れとがこちらにも…………全文を読む
【2009.2月27日.金】武田秀夫・岡村英男・河野義章、そして高木紀子
第50回 全国国立教育系大学バトミントン選手権大会 大会会長挨拶
バトミントンというと、私自身も大変身近に感ずるのは、バトミントンで令名を馳せた高木紀子さんと天野博恵さんが高校で同級生であったからです。二人で4年連続で日本チャンピオンに輝き、高木さんの方は、世界4大大会の一つ全英選手権で優勝し、…………全文を読む
【2009.2月20日.金】達成点と転換点の課題
国立大学教育実践研究関連センター全国協議会での挨拶
「教育振興基本計画」で狙ったはずの財源的保証は、OECDの教育への公財政支出が5%であるにもかかわらず、日本は3.5%で、義務教育段階で家計負担が大きいという指摘がされただけで、実際の財源措置がされないという、間の抜けた展開になっています。この点については、今年に出された「教育再生懇談会」の第三次報告では…………全文を読む
【2009.2月13日. 金】「尹東柱、再び学び舎へ」
認尹東柱を知ったのは、今、司会をされている李修京さんと交流協定締結のために、韓国の延世大学に行ったときでした。キャンパス内に、彼の詩碑がありました。
「死ぬ日まで天を仰ぎ、一点の恥なきことを、木の葉に起こる風にもわたしは苦しんだ、星をうたう心で、すべて死んでいくものを愛さなければ、そして私に与えられた道を、歩み行かねば、今宵を 星に風が吹きさらされる」という詩でした。
…………続きを読む
【2009.1月31日. 土】教職大学院認証評価機関の設立に向けて
認証評価機構の創設については、大学評価・学位授与機構や大学基準協会との関係がありますが、大学の機関評価とは別に、各種の専門職大学院では別途その専門性に基づく認証評価機関が設置されており、複数機関の評価が可能とされることによって客観性や公正性がたもたれることから、日本教育大学協会が提案者となって新しい認証機関を立ち上げていくことにしました。
そこで2007(平成19)年に「教職大学院認証評価機関設立特別委員会」を設置し、1年かけて認証評価の組織および評価基準を集中的に議論しました。その検討成果…………続きを読む
【2009.1月23日. 金】「つちのと・うし」を平安な時代の始まりに
東京学芸大学同窓会 新年祝賀会での挨拶
では、今年は「つちのと・うし」でどんな年なのか。作家の永井路子さんが、日本経済新聞の1月3日号に、面白い歴史エッセイを書いていました。
それによりますと、平安時代の初め、大同4年は809年で、今年から数えて丁度1200年前なのですが、この年が「つちのと・うし」だったのだそうです。
この年、嵯峨天皇が即位します。兄の平城天皇から譲られたものでしたが、この平城天皇と嵯峨天皇の父が平安京をつくった桓武天皇なのですが、…………続きを読む
【2009.1月5日. 月】「仕事始め」の挨拶
今年は法人化して6年目に当たり、中期計画の最終年を迎えます。認証評価に備えるという大きな仕事が待っています。大変ご苦労をおかけすると思います。よろしくお願いしたします。
こうした総括の年であると同時に、発展の年でもありまして、うれしいことに21年度概算要求は、皆さんのお力でほぼ満額回答となりました。中でも地域や学校と連携した「総合的道徳教育プログラム」は、新年度4000万円で5年計画です。21世紀にふさわしい道徳、倫理、人と人との新しい関係の作り方をしっかり提案していきたいと思います…………続きを読む
【2008.11月24日. 月】科学の祭典――新しい飛躍へ
コイルを巻いたモーターが回転する不思議さ、幻灯機をつくる苦心、セロファンのフィルムに描いた絵が綺麗に写った時の喜び・・・小学校時代の思い出である。
ときめく期待があり、夢中の工夫がある。この躍動体験を味わったことがないとすれば、それは大きな不幸だと思う。Homo Faber(工作人)・人間はもともと物をつくる存在なのだから。…………続きを読む
【2008.11月20日. 木】模倣すること・表現することーー反映と創造のダイナミックスーー
本『心が動く 体が動く』の研究シリーズも、いよいよ佳境を迎えた。「体を使った遊び」という最も基本的なところで幼児たちを発揚させる研究から始まり、次いで、家庭・地域・小学校・大学との「連携」という社会的広がりの中に心身の発達を位置づけ、…………続きを読む
【2008.11月16日. 日】「地域に根ざす多様な教育支援人材の育成プログラムと資格認証システムの実践的共同開発」
キックオフシンポジウム
本日は、多数ご参集くださいましてありがとうございます。今回、鳴門教育大学、奈良教育大学、東京成徳大学、白梅学園大学、中国学園大学、そして東京学芸大学は、「地域に根ざす多様な教育支援人材の育成プログラムと資格認証システムの実践的共同開発」のテーマで共同研究をすることになりました。文部科学省が「地域振興の核となる大学の構築」を目指して…………続きを読む
【2008.11月15日. 土】「世界で一番水の美味しい国」日本
8市市長サミット祝辞
『雨を活かすまちづくり』というテーマで8市の市長の皆さんが集まられて「市長サミット」をされる、これは大変画期的なサミットです。府中市の野口忠直市長、調布市の長友貴樹市長、武蔵野市の邑上守正市長、三鷹市の清原慶子市長、西東京市の坂口光治市長、小平市の小林正則市長、国分寺市の星野信夫市長、そして武蔵小金井市の稲葉孝彦市長がいらっしゃって…………続きを読む
【2008.11月7日. 金】新課程協議会 (愛知教育大学)会長挨拶
本日は、大変お忙しい中をご参集いただきました。ありがとうございます。
今年は、新課程が出来て丁度20年になります。正確には愛知教育大学と山梨大学は87年に先行的にできていますが、ほとんどが1988年からのスタートになっています。現在、…………続きを読む
【2008.11月1日.土】二つの庭の物語・・・「吉田水辺公園」と「飯島和日本庭園」
東門を入ったケヤキ並木は、本学の誇る景観の一つだが、右に曲がると、これまた立派なイチョウ並木になる。並木の途切れた右手の空間は、以前は草地だった。
今はそこに、水車が回り、渓流をもした小川が流れ、その下には池が3つでき…………続きを読む
【2008.10月31日. 金】百済と大和の道の上に――『百済文化国際シンポジウムー古都の扶余をめぐる日韓の文化交流―』―
―公州大学にて
日本人にとって、親しさと懐かしさをこめて思い出される地名はいろいろありますが、百済は最も琴線に触れるところの一つではないでしょうか。
古代、倭の5王の時代から百済を通じて私たちは様々な文化を移入してきました。五経博士も日本に渡ってきて…………続きを読む
【2008.10月29日. 水】第3回東アジア教員養成シンポジウム
『ボローニャ宣言以後におけるダブルディグリーの動向と日本』
ヨーロッパではEU発足と共に「欧州高等教育圏」の構築が目指され、1999年に欧州29カ国の文部大臣が署名した共同宣言として『ボローニャ宣言』が採択された。
これは、欧州域内の高等教育に学位システムと単位制度を中心とした共通の枠組みを構築し、人の交流を高め、欧州域内の高等教育の国際競争力の向上を狙いとしている。…………続きを読む
【2008.10月16日.月】日本教育大学協会「学長・学部長等連絡協議会」における会長挨拶
――棚卸係数・大学における教育の観点・小学校教員比率、教職大学院協会、等々――
大変お忙しい中を皆さんご参集下さいました。ありがとうございます。また文部科学省からは、久保公人高等教育担当審議官をはじめ、藤原章夫専門教育課長、堀清一郎教員養成企画室長、神田和明課長補佐、岩澤大輔係員など高等教育局の方々、そして初等中等局からは、…………続きを読む
【2008.10月11日. 土】『日中韓国際学術シンポジウム
『東アジアにおける書写・書道教育の課題と展望』
第7回『日中韓書道展』、ならびに、シンポジウム『東アジアにおける書写・書道教育の課題と展望』の開催を心からお祝い申し上げます。
日本・中国・韓国が一堂に会する書道展は、これまで中国と韓国で開かれ、日本においては今回が初めての開催と聞いております。この開催にあた…………続きを読む
【2008.10月4日. 土】『中古文学会』と「近世庶民教育資料から見た源氏物語―双六・往来物を中心に―」展示に寄せて
教員養成をメインストロームとする大学ですので、常に教育ということが念頭にありまして、例えば、今日みなさん研究発表される『源氏物語』でいいますと、「源氏物語の研究か」、それとも「源氏物語をどう教えるかの研究か」ということが常に課題としてあります。研究し、読み解き、鑑賞すると同時に、どう教育するのかという観点が常に…………続きを読む
【2008.9月30日. 火】卒業式の祝辞
ご卒業おめでとうございます。恒例の3月ではなく9月の卒業ですが、外国では9月卒業、10月入学というのが当たり前になっています。その意味で皆さんは、国際基準にそった先駆的な、まさにフロントランナーといえるわけで、今後とも、…………続きを読む
【2008.9月15日. 金】創造力と実践力に富む有為の教育者の育成
――山西師範大学50周年および交流協定締結をお祝いして――
山西師範大学の創立50周年を心からお祝い申し上げます。この機会に山西師範大学と東京学芸大学の間に学術交流協定が結ばれました。協定締結を寿ぎ、共に喜びを分かち合い、今後の交流の大いなる発展を…………続きを読む
【2008.8月24日. 日】環境マインドを持った次世代リーダーの育成
東京学芸大学とコカコーラ教育環境財団の公開シンポジウム
ご紹介いただきました鷲山です。今回、札幌でコカコーラ教育環境財団と本学と共催でこのような公開シンポジウムを開くことができました。
大変うれしいことは「特別講演」として倉本聡先生のお話しが聞けることです。富良野を舞台にした『北の国から』は、かつて感銘深く拝見したことがありますし、今年の10月からは『風のガーデン』が同じくフジテレビで始まる…………続きを読む
【2008.8月17日. 日】「天狗の爪」の思い出
――第61回地学教育学会の開催をお祝いして――
自分が体験したこと以外のことは、なかなか真に迫って話せません。逆に体験を通した、体に染みた知識は、それだけであらゆる展開の素になります。ですからこうした体験を通じた、心に残る学びを、あらゆる場で子どもたちに提供したいものだと思います。…………続きを読む
【2008.7月30日. 月】学長が部課長に望むこと
――国立大学法人等部課長級研修会――
組織をダイナミックに機能させる課題です。庶務課や企画課などのマネジメント系、教務課や学部大学院担当などのアカデミック系、国際課や施設課などのスペシャル系などそれぞれの特色がありますし、法人経営を支える機能と教育研究を支える機能の違いもありますが、ここでの問題は縦割りでしょう。上位下達のヒエラルヒー体制、ピラミット型が基本ですが、…………続きを読む
【2008.7月23日. 水】20周年記念飯島同窓会館改装記念・飯島和日本庭園造営記念式典での挨拶
飯島和様への感謝をこめて
飯島和様は、是非出席されたいとのご意向でしたが、本日は大変暑く、93歳というご高齢でもありますので、長女のトーワ物産株式会社社長の飯島庸江様、長男の山崎パン株式会社社長飯島延浩様の奥様の紀子様がいらっしゃって下さいました。生まれ変わった、…………続きを読む
【2008.7月4日.金】食生活の改善と広がりのある生き方
―平和の「和」は「禾」(穀物)を「口」にいれることー 掛川市立大坂小学校
(A)飽食の中の貧困・・・[物]―コンビニ弁当、チョコレートだけ、スナック菓子や炭酸ジュース。 [心]―金を払っているまだから「いただきます」という必要はない。…………続きを読む
【2008.6月28日. 土】第18回移民学会懇親会挨拶
地域社会と外国人居住者をつなぐ活動家の誕生を
ブラジル移民も丁度100年ということで、1908年・明治41年に移民船の笠戸丸が4月28日に神戸港を出て、ブラジルのサントス港に着いたのが、今月の18日ということですが、異国の地における全くのゼロからの出発で、大変な苦難の歴史を刻んで…………続きを読む
【2008.6月11日. 水】東京学芸大学教職大学院開設記念式典の式辞
教育実践創成専攻の発展をめざして
大学院を含めた教員養成の在り方については既に以前から議論をしておりましたが、この答申を受け、将来計画委員会において正式に議論を開始しました。当初、私もワーキングにも加わって、皆さんの熱い議論を…………続きを読む
【2008.5月26日. 月】静岡県県勢研究会講演会
今日の教育をめぐる諸課題
知事からお電話をいただいて、「教育問題について話をしてほしい。教育は判っているようで判らないことが多いから」と言われまして気軽にお引き受けしたのですが、よくよく考えてみましたら、県庁でお話するということは、…………続きを読む
【2008.5月吉日】植田義さんの蝶コレクション
今般、植田義さんから、東京学芸大学に同氏の蝶コレクションが寄贈されました。そもそもの発端は、本学附属学校運営参事の平井文香さんの山梨県大泉村のお宅で、養護学校の同窓会の花見会が開かれたおりに…………続きを読む
【2008.5月3日. 土】モンゴル国立大学・モンゴル教育大学と東京学芸大学の研究交流会 日本側の基調報告
日本における教員養成をめぐる諸問題
第二次世界大戦後の60年間に日本は大きく発展しました。戦争の後の荒廃の中から立ち上がり、経済成長をとげ、物質的には豊かな生活を享受できるようになりました。ほぼ全員が高等学校まで進学しますし、そのうちの半数は大学に進学します。しかし…………続きを読む
【2008.4月30日.水】ソウル市立大学創立90周年記念シンポジウム
グローバリゼーションと大学の役割
ソウル市立大学の90周年を心よりお祝い申し上げます。このグローバル化の進む現代的状況の中でソウル市立大学は、しなやかに時代に対応し、大きな発展を遂げておりられます。李相範総長のリーダーシップに敬服すると共に…………続きを読む
【2008.4月吉日】生協の活動を通じて社会的視野を広げよう
近代と共に生まれ、百年以上に及ぶこの生協の活動には、学ぶことが沢山あります。生産と消費、流通と販売、戦争と平和、人間活動と地球環境といった時代の課題を、実践を通して考えること。それは歴史と出会い、歴史を生きることでもあるでしょう。…………続きを読む
【2008.4月14日. 月】2007(平成19)年度 連合学校教育学博士課程入学式
近代化は、国家なり国民の主体的選択でした。しかし現代化の象徴であるグローバリゼーションに対しては、われわれはただ受身で巻き込むまれるだけなのです。ここに現れている近代と現代の違いを私たちは明確に見据えなければなりません。そしてそれに対決する、強固な橋頭堡をしっかりと築かなければなりません。専門に閉じこもっていては無力です。全体を俯瞰するなかで自分の専門性をしっかり…………続きを読む
【2008.4月4日. 金】2008(平成20)年度 学部・修士入学式
愛情深く皆さんは育てられましたから、「やってもらって当たり前」という意識が強いと思います。自分中心です。しかしこれから始まる学生時代では、それを180度転換して生きるスタイルを身に着けて下さい。友人のため、人のために、クラブのため、社会のために生きることがどんなに素晴らしく、楽しいことかを徹底して学んで頂きたいと思います…………続きを読む
【2008.3月19日. 水】2007(平成19)年度 学位記・修了証書授与式
4年前、あるいは2年前の皆さんは、いかがだったでしょうか。その頃の自分と比較して、今の自分は、あの頃の地点からはるか遠くに来ている、そして格段と成長し、物が見えるようになり、…………続きを読む
【2008.3月14日. 金】2007(平成19)年度 連合学校教育学博士課程学位授与式 式辞
ただ今、2007年度(平成19年度)に学位論文を提出されて課程を修了された16名の方々に学位記をお渡し致しました。これまでの研究の見事な結実であり、今後の研究の基盤をしっかり形作られました。あらためて心からお祝い申し上げます。…………続きを読む