昨年度「日本型教育の海外展開推進事業（EDU-Port ニッポン）パイロット事業」の公認プロジェクトとして採択された本学の「在外教育施設（日本人学校）を拠点とする日本型教師教育の国際展開モデルプロジェクト」の総括として、平成30年1月17日にタイ・バンコクのチュラロンコン大学附属小学校において研究授業を実施しました。
　今回の現地校での実践は、今年度７月及び１０月にバンコク日本人学校において、現地教員等を対象に２回にわたり実施した公開研究授業等の成果を踏まえ実施されたものであり、チュラロンコン大学附属小学校の教員による算数の授業は、様々な示唆に富んだ内容となりました。また、研究授業終了後の協議会では、現地教員と東京学芸大学の教員、在タイ日本大使館及びバンコク日本人学校の教員とが今回の授業内容について活発な意見交換を行いました。
　本事業での取り組みをもとに、今後、現地での在外教育施設（日本人学校）を拠点とする日本型教育実践のさらなる展開が期待されます。

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上：現地校での研究授業実践の様子
下：現地教員等との協議の様子