髙橋智教授らの「発達障害の食の困難と発達支援」に関する研究成果が『毎日新聞』夕刊1面にて大きく報道されました

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髙橋智教授(特別支援科学講座)と共同研究者・田部絢子氏(本学博士課程修了・立命館大学准教授・本学非常勤講師)の「発達障害の食の困難と発達支援」に関する共同研究の成果が『毎日新聞』夕刊(2019年10月28日付)およびウエブサイト版にて大きく報道されました。

毎日新聞Webサイト記事リンク(毎日新聞 2019年10月28日 東京夕刊・会員限定有料記事
「発達障害、箸と会話の両立困難(その1) ぼくが食べられない理由知って」
「発達障害、箸と会話の両立困難(その2止) 食べられないのは悪いことじゃない」

発達障害の子どもには、予想と違う味だと食べられなかったり、食べ物なのに耐え難い刺激を感じて、口の中に入れることや噛むこと・飲み込むことができない場合があります。好き嫌いやわがままで片付けられがちな発達障害の子どもの強い「偏食」について、髙橋智教授らは発達障害に起因する感覚過敏やこだわりの強さなどが関連していることをいち早く解明しました。
さらに、発達障害の子どもはどのような食の困難を有し、いかなる支援を求めているのかについて、発達障害当事者(学齢・成人)、保護者、特別支援学校・学級教師や学校栄養職員への各種の調査をもとに総合的に検討してきました。
それらの研究成果は、田部絢子・髙橋智『発達障害等の子どもの食の困難と発達支援』風間書房(2019年)にまとめられ、さらに理解・啓発のための絵本『あっくんはたべられない―食の困難と感覚過敏―』世音社(作・あっくん/監修・髙橋智、2019年)を刊行しましたが、それらの紹介が毎日新聞夕刊にて報道されたものです。前者は『日本教育新聞』2019年10月21日付、『SNEジャーナル』第25巻1号、後者は『週刊読書人』2019年8月26日付、『食べもの文化』2019年9月等でも広く紹介されています。
また関連して、第25回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会(2019年9月)における髙橋教授の教育講演「発達障害と食の困難」に対して学会より「感謝状」が授与され、共同研究者の田部氏は『発達障害等の子どもの食の困難と発達支援』風間書房の業績により2019年度「第18回杉田玄白賞奨励賞」(2019年10月)を受賞されました。