新学習指導要領と学校図書館~主体的・対話的で深い学びのために~」を開催しました

 東京学芸大学デジ読評価プロジェクトは、2017年度連続講座第3回「新学習指導要領と学校図書館 ~主体的・対話的で深い学びのために~」を7月8日(土)に学芸大学W201と都立多摩図書館にて開催しました。東京、神奈川、千葉、埼玉、兵庫、福岡等から、教員、司書教諭、学校司書等、多数の参加がありました。
 午前は、「主体的・対話的で深い学びにつなげるブックトークの工夫~ブックトークから広がる学校図書館を活用した学びの提案~」と題して、デジ読スタッフ石橋幸子の講義。様々な学年での学校図書館を活用した学習の展開とDVDや気象衛星ひまわり8号からの映像も取り入れたブックトークの実演がありました。参加した方からは「実際にやっていただいたので良く分かった。」「資料をもとにやってみたい。」「DVDを使うと興味を惹くことができる。」等の感想がありました。
 午後は、都立多摩図書館へ移動して「対話で広がる調べ学習~調べる時もまとめる時も『相談タイム』が有効です。~」としてデジ読スタッフ村山正子の講義とワークショップ。ワークシートをもとに具体的な「相談タイム」を生かした指導の方法を紹介。その後、さらに充実した都立多摩図書館を見学。参加者どうしの意見交換も「相談タイム」として体験しました。「相談することで展開や視野が大きく変わることが分かった。」「ちょっとの間でも話し合いをすると次のステップがスムーズにできるということを体験した。」等の感想がありました。終わってからゆっくり見学して帰る参加者も多く、学校図書館に対する様々な理解を深めることができました。

詳細・申込はWebサイトをご覧ください。
東京学芸大学デジ読評価プロジェクトウェブサイト