視覚障がい者歩行誘導ソフトマット導入についてプレスリリースされました
障がい学生支援室では、今年度から、視覚障がい者の歩行誘導ソフトマットの研究棟での設置をはじめました。
屋外では、歩行誘導に点字ブロックが設置されていますね。視覚障がいのある方にとって、誘導路は自立歩行（一人で歩く）にはとても役に立つものです。しかし、この点字ブロックには凸凹があり、車椅子やベビーカーで通行しようとするときのバリアになってしまうことがあります。また、大きな荷物を持って移動しているときに、この小さな段差が気になったという経験がある方も多いかもしれません。
バリアフリーの観点からだけでなく、ユニバーサルデザイン（UD）の観点からも、「みんなにやさしい空間をつくる」ために開発されたのが、凸凹のないゴム製の誘導路『歩導くん』です。床との素材の違い、わずか1mmの緩やかな傾斜で、白杖でたたく音や足裏で触れた感触によって、点字ブロックと同様に誘導が可能となります。
障がい学生支援室では、大学を利用する全ての方が使いやすく、よい学びや経験につながるよう、小さな工夫を積み重ねていきたいと思います。
近日中に、附属図書館の入口～カウンター前にも、歩導くんが設置されます！
※「歩導くん」は強力テープで貼付固定されていますが、剥がれていたり、お気づきの点があれば障がい学生支援室までご連絡ください。
※視覚障がいのある方（学生）が、迷っている様子があれば、お声がけをお願いします。
急に手や杖には触らず、正面から「お手伝いしましょうか」「何かお困りですか」と話しかけるのがポイントです。やさしい空間は、みなさんの理解や配慮のOne Action！から。
■障がい学生支援室
人文社会研究棟2号館1階
TEL/FAX：042-329-7905 MAIL：gsupport@u-gakugei.ac.jp
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