WaSITフィールドツアーin北海道を実施、栗山監督もかけつけてくれました

 米国コカ・コーラ財団の支援を受け2016年度から始まった「水辺の学びをデザインするプロジェクトWaSIT」(WaSITとはWater Special Interest toursの略。)。今年度、新たに書類選考で二期生として選ばれた学生16名が、10月3日(火)〜5日(木)、北海道栗山町などを訪問するフィールドツアーに参加しました。
 このツアーでは、ダムの見学、河川での水生生物の調査、地元住民によって作られた魚道や再生された湿原の見学、蕎麦や日本酒など水に関わりの深い食文化の体験、湖面を利用したレジャー、水族館の見学等、さまざまな観点から水辺を体験し、今までに気づかなかった水辺の魅力を発見しました。
 栗山町では、学芸大の卒業生である栗山英樹氏(北海道日本ハムファイターズ監督)が野球の啓発を目的に設けた「栗の樹ファーム」に、昨年に引き続き訪問。その後、なんと監督が昼食場所までかけつけてくれ、今年もお会いすることができました。
 宿泊には廃校となった小学校をコカ・コーラ教育・環境財団と栗山町が協力して再生した環境教育施設「雨煙別小学校 コカ・コーラ環境ハウス」を利用し、地域の資源を活かした学びの場にも触れることができました。 また、合間には様々な現地メディアから取材も受けました。
 参加者は今回の実習を通して学んだことをふまえ、これからはチームになってオリジナルのツアーを企画し、関東エリアの水辺へ出かけます。これらの経験を通じて生まれたアイデアをもとに、ツアーパッケージやショートムービー等の教材をデザインする予定です。

プロジェクトの詳細はこちらから(Facebookページ)

Webマガジン「カイ」の特集に掲載されました(北海道マガジン「カイ」Webサイト)

<写真上>[左上]最終戦当日の栗山監督と [左下]夕張シューパロダムの内部見学 [右上]コカ・コーラ環境ハウスでの講義 [右下]ポンウエンベツ川で水生生物調査
<写真下> [左上]千歳水族館での講義 [左下]交流ワークショップ [右上]地元ラジオ番組取材を受ける [右下]雨の中のフィールドワーク後に

WaSITフィールドツアーin北海道を実施、栗山監督もかけつけてくれました
WaSITフィールドツアーin北海道を実施、栗山監督もかけつけてくれました