シンポジウム「学びの原点に立ち返る―「理科」と「社会科」の間―」

【日時】平成29年12月17日(日)13:00~16:00
【場所】東京学芸大学 中央講義棟 C303教室
【プログラム】
①提案1「人にとって学びとは何かー世界を面白がる方法としての物理学ー」
 小林晋平(東京学芸大学自然科学系物理科学分野准教授)
②提案2「社会事象に関する「事実」とは何かー歴史教育の視点からー」
 坂井俊樹(開智国際大学教育学部長、東京学芸大学名誉教授、元日本社会科教育学会会長)
③提案3「「人間として生きる」学び:環境教育という地平から」
 原子栄一郎(東京学芸大学環境教育研究センター教授)
④質疑応答

社会科と理科は、社会科学と自然科学という異なる学問体系を背景とし、相補的なものとして位置づけられることが多いが、私たちが生きているこの世界のありようを発見し、理解し、それに自主的にかかわっていこうとする資質を育てるという目的は共通しています。これらの教科を通しての学びは、子どもが生きる上でどのような力と糧になるのか。教員養成の現場から、宇宙物理学と理科教育を専門とする小林晋平氏、社会科教育(主に歴史教育)と韓国教育を専門とする坂井俊樹氏、環境教育と教育学を専門とする原子栄一郎氏をお迎えし、分野の垣根を超えて議論します。彼らが教科学習の目的をどう語るかを聴き合い、参加者とともに議論を交わすことで、学びの原点に立ち返って「未来のカリキュラム」を構想していきます。学校現場の先生方、大学の研究者、学生、市民の皆さまの参加をお待ちしています。参加申し込み不要・参加無料です。

詳細チラシはこちら(PDF)

シンポジウム「学びの原点に立ち返る―「理科」と「社会科」の間―」