本学卒業生で人間国宝の大坂弘道氏に「東京学芸大学名誉校友記」を授与

去る平成29年11月14日、本学卒業生で人間国宝に認定されている大坂弘道氏に、出口学長から、「東京学芸大学名誉校友記」が授与されました。
「東京学芸大学名誉校友記」は、本学の卒業生で各界において顕著な功績を挙げ、本学の名誉を高めた者等に授与されますが、大坂氏は、昭和34年に本学学芸学部1部甲類図画工作を卒業され、東京都公立学校教諭を経た後、木工芸家として日本伝統工芸展・文部大臣賞等、数々の賞を受賞し、また正倉院宝物復元模造を宮内庁から委嘱される等の活躍をされ、平成9年に重要無形文化財「木工芸」の保持者(人間国宝)に認定されたことが評価されての授与です。
学長をはじめ理事、副学長及び美術・書道講座の太田朋宏教授等と行われた懇談では、大坂氏から、これまでの作品の製作秘話や在学当時の本学の様子等が語られるとともに、今後、後継者を育てるためにも、氏の作品に興味のある学生には、是非、指導を受けに訪問して欲しい旨の有難いお話もいただきました。  大坂氏には、卒業生として、これまでの功績により本学の名誉を高めていただいたことに感謝するとともに、更なるご活躍が期待されます。

本学卒業生で人間国宝の大坂弘道氏に「東京学芸大学名誉校友記」を授与