水中の小さな生き物

〖日 時〗
2012年 8月 22日 9:00 ~ 12:30
〖担 当〗
犀川 政稔

 図鑑は見るためのもので図に説明がついている。本研修ではその反対に文が主体となった検索表を用いて原生動物の名前を調べた。類似属との区別点を重視したのである。名前も和名ではなく学名のみを使用した。検索表をみると、たとえば和名の「ツリガネムシ」と呼ばれる繊毛虫にもいろいろあることがわかる。すなわちコロニーを作って生活するもので、長い柄が伸縮するのはZoothamniumとCarchesium、伸縮しないのはOperculariaとEpistylis、単独で生活するもので、長い柄が伸縮するのはVorticella、しないのはRhabdostyla、という具合である。ZoothamniumとCarchesium、そしてOperculariaとEpistylisも確認する箇所は決まっており、検索表で区別できる。教師が子供たちと同レベルの文献に当たるわけにはいかないだろう。今回用いたプリントは現在も重版中のPatterson (1992)著Free-Living Freshwater Protozoa (MansonWashington D.C.) の要約で、要所、要所のみを和訳して赤字で示した。