噴火と火山の成り立ち

〖日 時〗
2013年 8月 1日 9:00 ~ 12:30
〖担 当〗
藤本 光一郎

 火山と火山の成り立ちについて基本的事項を説明したのちに,(1)噴火の原理を模擬している炭酸飲料を用いた噴火実験(2)透明な弁当箱のふたを用いた火山の立体地形モデル作成 の二つの実験を実施した.
 基本的事項としては,噴火の様子について10分程度教材ビデオを見たのちに,世界と日本列島における火山の分布,火山の構造と火山噴出物,噴火と火山の形態などについて,図を中心に解説した.
 噴火実験においては,「液体中に過飽和に溶けている揮発性成分が何らかのしげきを受けて急激に発泡する」という現象が,火山の噴火と炭酸飲料が容器からあふれ出る現象の共通点であることを説明し,それぞれが炭酸飲料(今回は500mlのサイダーを使用)にメントスを数粒いれる「メントスカイザー」としばしば呼ばれる実験を行った.蓋を開けたペットボトルにメントスを2-3粒いれると20~30cm程度噴水のようにあふれ出ることを確認した.また,演示実験として,超音波洗浄機にいれることでも同様にあふれ出ることを見せ,物を加えることではなく,刺激を与えることが本質であることを確認させた.さらに屋外で2lのペットボトルを用いてより激しく噴出する様子を観察した.
 立体地形モデルの作成では,A4サイズの透明プラスチック製の弁当パックのふたに等高線をマジックで描き,それを適当な枚数重ねることで,立体感のある地形モデルを作ることができる.今回は世界遺産に登録された富士山について,標高1000m以上の等高線を250m間隔で描いた.ほぼ30分程度の作業時間で全員が立体モデルを作成した.