多摩六都科学館夏季教員セミナー「植物スケッチ」

〖日 時〗
2013年 7月 29日 10:00 ~ 12:00
〖担 当〗
犀川 政稔

 植物に詳しくなるためには(1) デジカメなどで撮影し、図鑑の図と比較するか、自ら図鑑を制作する、(2) さく葉標本を制作する、(3) 植物画を描く、などが考えられるが、ここでは(3)を実施した。植物画は基本的にさく葉標本に基づいて描かれている。そのため、研修生は私が作ったワルナスビの標本(A4版)を日本画の「方眼を切る」手法で描画した。次に館庭へ出て、開花しているツユクサかヨウシュヤマゴボウを採取して、これらも平面化し、描画した。どの場合にも花の構造をルーペで観察して花式を作り、それらが何科の植物であるかを「花式の一覧」から探し出した。