動物の体のつくりと運動

日時:2015年 9月 15日(金)13:30~17:00 会場:M102
担当:浅羽 宏

 小学校第4学年の「人の体のつくりと運動」、中学校第2学年の「動物の生活と生物の変遷」などの分野に関連して、実物大のヒト上腕模型を作成し、ニワトリ趾の観察と骨格標本作成を実施した。
 上腕模型では、板材(上腕骨)と角材(尺骨)をヒト成人男女の平均値に切り、関節の機能を丁番で代用し、丸棒(橈骨)の近位端を洋灯釘を介して角材と結合し、丸棒と角材の遠位端をミニステーによりネジ止めして可動性を持たせた。幅22ミリのゴムバンドを筋肉の代用とし、上腕二頭筋は両端を2つ、上腕三頭筋は端を2つと3つに切り、木材の適切な位置に止めた。筋の近位端は銅線をねじり結合して腱を表わし、肩関節を介して止め二関節筋を表現した。手掌部はスチレンボードを実際の手の形と大きさに切り、ゴムバンドで結合した。完成模型のゴムを両手で持ち、屈筋と伸筋を同時に屈曲・伸展させて滑らかに動くように練習して、肘の屈曲と伸展時の動きを表現し、回内と回外の運動時の骨の動きも模型で確認した。
 次に、ニワトリ趾の腱の動きにより趾が開閉することを観察した。これを鍋で煮て大まかな腱や表皮、脂肪を除去し骨格の概略を観察し、入れ歯洗浄剤を用いた骨格標本の作製方法を実習した。