松川正樹教授が監修した「130万年前の東京.ゾウやシカが見た東京の景色」ジオラマが完成しました。

 松川教授(環境科学分野)の研究室が中心となり、1985年ごろから進めた研究の集大成として、130万年ほど前の東京の平野部の様子を再現したジオラマが3月に完成し、自然科学系研究棟1号館の玄関に設置されました。化石の採集と研究成果に基づき、大昔の東京を再現した忠実度の高いジオラマです。
 理科教員高度支援センターによる教員研修や学部学生の授業で、日野市の多摩川河床にある地層や化石を調べ、まとめる際に自身のイメージを確認するために作成しました。ここでは、現地で出土する貝化石、シカやゾウの足跡、植物化石、ゾウの牙や臼歯の化石も展示されており、化石の名前、化石となった貝の生息場所についての説明も添えられています。研修する教員や受講の学生が、自身で鑑定し、考察できるように工夫されています。
 1972年頃、多摩丘陵の多摩動物公園西方(日野市)で、地元の小学生により発見されたアケボノゾウ(学名 Stegodon aurorae (Matsumoto,1918))の臼歯の実物標本も展示されています。
 この臼歯の化石を発見された当時の小学生を捜しております。心当たりの方は、東京学芸大学 松川正樹研究室まで(042-329-7544)ご連絡ください。