加賀美雅弘 KAGAMI Masahiro

  1. 研究分野
    ヨーロッパ地誌,エスニック地理学
  2. 研究テーマ
    ヨーロッパのエスニック社会,都市の観光空間,快適環境の文化誌
  3. 最近の著作
    ・浮田典良・加賀美雅弘・藤塚吉浩・呉羽正昭 『オーストリアの風景』 ナカニシヤ出版,2015年,191p.
    ・加賀美雅弘・川手圭一・久邇良子 『ヨーロッパ学への招待―地理・歴史・政治からみたヨーロッパ,第二版』 学文社,2014年,242p.
    ・加賀美雅弘編 『EU(世界地誌シリーズ3)』 朝倉書店,2011年,152p.
    ・加賀美雅弘 「ロサンゼルスにおけるドイツ系住民の分布に関する一考察」 東京学芸大学紀要人文社会科学系U,66集,pp.39-48,2015年
    ・加賀美雅弘 「ドイツ・フォークトラント地方の地域再生にとっての野外博物館」 東京学芸大学紀要人文社会科学系U,65集,pp.23-34,2014年
    ・江尻直子・加賀美雅弘 「旧東ドイツ地域の中小都市デーベルンにおける市街地整備」 東京学芸大学紀要人文社会科学系U,64集,pp.25-45,2013年
    ・・・業績全般については,【研究の成果】 (東京学芸大学のHP)をご覧ください。
  4. ≪ヨーロッパ地域ゼミ 〔加賀美ゼミ〕≫
    毎週月曜日18時から地理学演習室で行っています。
    学部生を中心にした論文作成・巡検などが主な活動です。

トピックス ドイツ・ベルリンで進む王宮の再建

berlin

 ドイツの首都ベルリンは興味が尽きない。かつて町の中央には壮大な王宮が建っていた。第二次世界大戦で傷んだその建物は,1950年,これを戦前の悪しき遺物とした当時の東ドイツ政府によって爆破されてしまう。代わって,その跡地には社会主義体制の象徴としての共和国宮殿が建てられるが,アスベスト汚染が理由でドイツ統一後に撤去。今そこに,かつての王宮そっくりの「Humboldt Forum」なる多目的ホールが建設中である(写真の芝生部分,12/9/21加賀美撮影)。 なお,工事現場の様子 が随時鑑賞できる。 また,同様に,ドレスデン旧市街地の再生現場 もおもしろい。