東京学芸大学 男女共同参画推進本部
Office of Promoting Gender Equality at Tokyo Gakugei Univ.

本学の教員や先輩・卒業生に相談したい(メンター制度)

メンター制度とは

学生対象

指導教員とは別に、本学の教員や卒業生(メンター)が学生の皆さん(メンティ)をサポートする制度です。主に「研究のこと」「進路などに関するアドバイス」「学校生活」について相談できます。

教員対象

事前に登録いただいている本学の教員や先輩がメンター(指導・相談役・ロールモデル)となって、メンティ(メンタリングを受ける人)をサポートする制度です。主に「研究のこと(研究費獲得のノウハウ)」「ワークライフバランス」「先輩からのアドバイス」について相談できます。

幅広いネットワーク作りのきっかけのひとつにもなりますので、是非一度、お気軽にご利用下さい。

※メンタリングでのご相談内容は、基本的にはメンティとメンターとの間で秘密が守られます。

メンタリングとは

成熟した年長者であるメンター(本学の男女教員や先輩)と、若年のメンティとが、基本的に一対一で、継続的定期的に交流し、適切な役割モデルの提示と信頼関係の構築を通じてメンティの発達支援を目指す関係性を意味します。

制度対象者

教員、学生(学部生・院生)

※2014年度より、本学の男子学生・男性教員も制度の対象者となりました。

mentor.gif

申し込みからメンタリング実施までの流れ

flow.gif

1.申し込み

次のいずれかの方法で行って下さい。

2.ヒアリング

支援室より直接折り返しお電話などさせていただき、申込み内容を元に詳細なヒアリング・ご希望の日時などを伺い、メンター候補者などについてご提案させていただきます。

3.マッチング

メンティのヒアリングを元に、支援室がメンティとメンターのマッチングを行い、メンティからメンターへ直接連絡を入れ、メンタリング日時や実施場所を確定していただきます。(初回日時確定までは支援室も加わらせていただきます。)

4.メンタリングの実施とフォローアップ

初回メンタリング実施後、支援室より実施の確認などについてご連絡させていただきます。なお、2回目以降の継続・実施につきましては、メンティとメンターで相談していただくこととなります。

よくある質問

【メンター】

Qどんな相談を受けることになるのか、気になります。

メンターの方のご要望を踏まえてマッチングを行い、あらかじめ支援室からご連絡いたします。突然メンティーから直接相談が依頼されるということはありません。

Qメンティについて相談できますか?

メンター、メンティとも、利用開始に先立って支援室の情報を共有することを同意いただきます。ご相談・ご質問は支援室にお尋ねください。なお、それ以外でのメンティのプライバシー保護には十分ご配慮ください。

【メンティ】

Qメンターは指名できますか?

ご希望のある方はお伝え下さい。ご希望を伺って、メンターの空き状況などに応じてご紹介します。誰にメンターを頼んでよいかわからない方には、ご相談内容とメンターの経験をもとに支援室でマッチングし、ご紹介します。

Q複数のメンターにお願いすることはできますか?

可能です。ご相談下さい。

Qメンターを替えたいが、自分からは言い出せない。

時としてそのようなことがありますので、何か困ったことなどありましたら、すぐに支援室にご相談下さい。

メンター&メンティに聞きました

メンター制度に親しんでいただくため、制度を利用いただいた方の体験談をご紹介します。今回、科研費獲得のアドバイスを受けたメンティと担当メンターにそれぞれ、お話を伺いました。

メンターに聞きました

interview_menter.gif

―――今回メンターをやってみられていかがでしたか?

今回の相談は研究関係でしたので、こちらのノウハウを伝えて解決する内容でした。メンタリングをしていたという意識は、特にありませんでした。大きい悩みがあり、重いテーマをもっておられるメンティへの対応であれば、一緒に考えないといけないというプレッシャーもあったかも知れませんが。

―――メンターは初めて?

メンターをやったのは初めてです。メンタリングという言葉は知っていますが、浸透していないし、似たカタカナ語で思いつくのはカウンセリングですよね、経験したことがないと同義に思って悩むかもしれません。メンタリングは情報提供とか、自分の経験を伝えれば済む。発生するコストとでも言えるものは時間ぐらいですね。

―――間に支援室が入りましたが。

間に入ってもらわない限り成立しない関係ですね。前情報があることによって気持ちの準備ができる、ご本人から直接メールが来るよりワンクッションありますから。あと、「ちょっと私では」と言える機会があります。今回経験した手続きについて、特に改善したほうがいいという点は思いつかないです。

―――メンティとのやり取りは?

話した時間は小一時間でした。あらかじめ資料を送ろうかと言われましたが、研究に関しての話であれば、面談の時だけで十分だと思います。なので、準備という面ではメンターの負担はありませんでした。前もって資料を見ていたら、細かな内容についてあれこれ考えてしまい、自分の専門領域でないことについて素人なりに理解しようとして、結果的に申請者の意図とは違うメンタリングになったかもしれない。今回は研究領域が違うので、研究費の申請について自分の経験に照らして意見を投げかけただけ。後はメンティの方にお任せですよね、相手もプロなので。これも負担感がなかった要因かもしれません。

―――メンティの申請内容についてはどう思われましたか?

すごくいい研究計画だと思いました。ただ、それは実際にお会いして説明を受けて初めてわかりました。書類を見るだけではそこまでわからなかったです。これまでもいろいろと研究を積み重ねておられたし、今後につながるプランもあった。それがうまく盛り込めれば、いい申請書になると思いますよ。

―――メンタリングは楽しかったですか?

楽しい方に入ると思います。こちらのコメントに一つひとつ納得してくれた。「持って帰って考えます」と言ってくれて。それから、自分自身勉強になりました。視野が広がった。そんな問題(メンティの研究テーマ)があるなんて、全く知らなかったし、新鮮だった。それが楽しかった。同じ領域だと「自分ならこうするのに」という思いが先に立つけど、専門領域をまたぐとそういうことがないですね。文系、理系をまたぐとちょっと難しいかもしれないけど、文系同士だったら大丈夫だと思いました。

―――またメンターをやっていただけますか?

いつでもいいですよ。負担感はないです。

―――ありがとうございました。

メンティに聞きました

interview_mentee.gif

―――メンタリングをやってみていいかがでしたか?

とてもよかったです。初めてお会いしたにもかかわらず、非常に親身に、必要な情報、方法を教えて下さいました。専門分野が違ったのですが希望していた通りのフィードバックがいただけ、大変嬉しかったし、新鮮でした。

―――新鮮というのは?

よく知ってる先生なら「こうしてくれるだろう」という期待感がある。通常の指導教官との関係はそうだと思います。今回は、前もって申請書を送る必要はないと言っていただいたので、初めてお会いしてその場で申請書を渡して、ぱっと実用的なコメントをいただいて、という流れが新鮮でした。誰かに相談したことが余りなく、申請過程で孤独になりがちだった。なので今回相談することができて、とても心強かったです。メンターとは程よい距離感でご指導いただき、前向きなコメントを沢山いただくことができました。

今回メンタリングを利用して、「お願いしにくい」ことが自分の課題であったと気付けました。メンターから「専門が違うので、自分の専門の方にも相談してください」と言っていただいて。メンターからはノウハウ、専門の先生からは専門に即したことを指摘していただいていくつもの視点から見ていただけました。メンタリングを利用したことがきっかけで、人に相談しやすくなりました。先輩に聞くことをもっとすればよかったなと気づいた。それが自分的には改革、一番大きなことだったかもしれません。

―――支援室が入ってどうでしたか?

自分でお願いするとなると、申し訳ないという気持ちが先に立ってしまう。今回は支援室が噛んでくれているので、遠慮しすぎず、安心感を持ってお願いできました。メンターを制度として入れる意義というのは大きいと思います。「この先生は見てくださる」という安心感がありました。メンターがこれだけやってくださるから、自分も頑張りたいと思いました。しかもその先生が同じ大学にいらっしゃるというのは本当に心強いです。大学の中で居場所が一つ増えた気がします。それから、実際に支援室がメンターの先生方にインタビューされたと聞いたので、単に機械的なマッチングではなく、性格なども踏まえてくれているという安心感がありました。支援室の方には感謝しています。

―――改善点は?

メンタリングが始まってから、どの程度カ支援室の方に連絡すればいいか、ちょっと戸惑いました。それから、今後また何か相談したいと思ったらどうすればいいのかなと思いました。

―――支援室へは、入口のところだけご連絡いただければ、あとはメンターとメンティにお任せしています。必要であれば、もちろんいつでもご相談ください。また、申し込んでいただいた相談が終了した時点で、一旦メンタリングも終了になります。メンタリングを再開したい、と思われたら、改めて支援室にお申し込みください。

―――では最後に、また利用したいですか?他の人に勧めますか?

また利用したいですし、他の方にも勧めます。特に非常勤講師の方に勧めたいです。非常勤をサポートできる制度というのはなかなかないと思いますので、このメンター制度はありがたいですね。結果的に大学の業績にもなるし、常勤に限らず、非常勤の方もどんどん利用されるといいと思います。

―――ありがとうございました。

e-ラーニング

平成24年2月22日に実施したFD研修「東京学芸大学における女性研究者支援のためのメンター制度」がe-ラーニングでご覧いただけます。

メンターをご担当いただく方は事前準備資料として、メンタリング開始前にぜひご視聴ください。

第1部:メンタリングの概要(21世紀職業財団 石川邦子氏) およそ50分
第2部:本学におけるメンター制度について(男女共同参画支援室 八木亜紀子) およそ20分

FD研修会動画配信ページはこちら

ishikawa.png

なお動画再生に必要なIDとパスワードにつきましては、支援室までお問い合わせください。