ホームカミングデーの出し物は「江戸糸あやつり人形結城座」に決定
演目は「杜子春」を中心に「三番叟」「千人塚」など伝統芸 11月20日に辟雍会と大学の共同主催で行われる「ホームカミングデー」の主演題は「江戸糸あやつり人形結城座」(十二代結城孫三郎座長)と決定しました。江戸糸あやつり人形は江戸時代初期に生まれ、結城座はその伝統芸を今に伝える日本で唯一の糸あやつり人形劇団です。その本拠地は東京学芸大学のお隣さん、貫井北町3丁目(大学の北側、新小金井街道近く)にある誼みから出演依頼をしたところ、快諾してくれた経緯があります。
結城座の紹介を同座の言葉でそのまま掲げます。
――結城座は、江戸時代の寛永12年(1636年)に初代結城孫三郎が江戸の葺屋街に旗揚げ以来、現在の十二代結城孫三郎まで約375年の歴史を持つ、日本唯一の伝統ある糸あやつり人形劇団です。
昭和31年に東京都の無形文化財に認定され、平成8年には国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」にも選定され、さらに、結城座および故・結城雪斎の活動に対し、芸術祭文部大臣賞、東京都知事賞、紫綬褒章、勲四等瑞宝章、文化財功労者賞等が贈られています。世界各国での公演も成功をおさめ、国内外で高い評価を得ています。
平成21年12月から、公益財団法人江戸あやつり人形結城座として座を運営し、江戸あやつり人形の継承、普及、発展に努めています。
なお、当日の上演プログラムがこのほど決定し、結城座から示されました。
それによりますと……
■江戸あやつり人形の歴史と構造、遣い方のレクチャー
体験コーナーあり (約30分)
■三番叟(さんばそう)
古くは神事として舞われたこの踊りには、色々と意味を持った動きが使われています。「出遣い(でつかい)」で人形を遣っている様子もご覧いただけます。(約7分)

■寿獅子(ことぶきじし)
お正月、お祭りの時などに舞われるお獅子の舞です。のどかな獅子、蝶を追う獅子、逃げられて怒り狂う獅子、人形ならではの動きをお楽しみください。(約5分)
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■千人塚(せんにんづか)
江戸の小噺より、ユーレイがお坊さんをあの世に道づれにしようとしますが、はたして……劇中に出てくる、古くから伝わる技法「骨寄せ(こつよせ)」という、仕掛けの人形も見所です。(約15分)

■杜子春(とししゅん)
無一文の杜子春の前に現れた老仙人に、杜子春は弟子入りを志願します。仙人は杜子春に様々な試練を与えます。芥川龍之介の名作を、繊細で躍動感あふれる糸あやつり人形でお楽しみください。
講演は11月20日(土)午後3時から。芸術館ホールで行われます。
入場料は無料です。
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