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WebClassでできること

情報処理センターでは,本学におけるeラーニングの基盤としてコース管理システム「WebClass」を導入し,先生方に授業等でご利用いただいております。

eラーニングと聞くと,インターネットを利用した遠隔教育をイメージする方もいらっしゃるかと思いますが,WebClassは対面式の授業を中心として,授業時間以外での教育を支援するものです。学生に対し「予習→授業→復習」からなる真に実質的な学習を促し,対面式授業の教育効果を高める上で大変有用なツールと言えます。

Webclassは本学の教員(非常勤講師を含む)であれば,誰でも利用できます。

このページでは,より多くの教員の方々に授業におけるWebClassのご利用をご検討いただくべく,WebClassの機能や,具体的な活用方法について紹介をさせていただきます。

 

WebClassの基本機能と活用の例

WebClassで出来ることを大まかに述べますと次の2点になります。

1) 授業に関する資料の閲覧や小テストの受験,レポートの提出,ディスカッションなどを,授業履修者がパソコンを通じて,いつでもどこでも行うことができる。

2) 資料の閲覧などを誰が,いつ,何度おこなったかが全て記録されており,教員が履修者の学習状況を把握することができる。

ここでは,それらの機能(資料・テスト/アンケート・会議室)についてより具体的に説明するとともに,それを授業においてどのように活用することができるかを紹介します。

 

「資料」機能について

WebClassの「資料」機能では,テキストファイル,Microsoft Word, Excel, PowerPointのファイル,PDFファイル等で作成した資料を,簡単な操作でWeb上に公開することができます。個人ホームページでの公開と異なり,閲覧は授業履修者(ないしは本学関係者)に限られます。

PowerPointによる「資料」の例 PDFファイルによる「資料」の例

また,学生がいつ,何度,資料を閲覧したかを,「進捗状況」機能により調べることが出来ます。これにより学生の学習状況を把握したり,資料を通じた予習・復習を義務づけたりすることが可能です。

「資料」機能には,次のような利用法が考えられるでしょう。

  • 資料を授業前に公開し,学生に予習を行わせるとともに,プリントアウトしたものを持参させることで,教員の資料印刷や配付の手間を省く。
  • 教員の講義ノートなどを授業後に公開することで,復習用の資料を提供するとともに,学生をノートをとる作業から解放する。
  • 授業では触れることの出来なかった発展的な内容や補足資料等を授業後に公開し,学生に自学自習させる。
  • 学生の行った演習等の成果物(発表したスライドなど)を公開し,学生同士で共有する。

 

「テスト/アンケート」機能について

WebClassの「テスト/アンケート」機能では,授業履修者に対しWebを通じて小テストやアンケートを行うことができます。テストやアンケートは,選択式,記述式など様々な形式をとることが可能です。また,レポートなどを添付ファイルの形で受け取ることも可能です。

従来の紙を使った小テストでは,問題を印刷して,配布して,回収して,採点して,結果を返してと大変手間がかかりましたが,WebClassでは学生が回答を終了すると瞬時に採点結果が教員と学生に伝えられ,テストやアンケートを簡単に実施することができます。

「テスト/アンケート」機能には,次のような利用法が考えられるでしょう。

  • 授業中にWebを通じた小テストを行うことで,成績評価の手間を縮小する。
  • 授業終了後(前)に,「解説」ともに小テストを行うことで,学生が理解の程度を自ら確認できるようにする。
  • 授業前に小テストやアンケートを行うことで,学生が授業内容についてどのような知識や意見,態度を持っているかを把握し,それをふまえた授業を行う。
  • 毎回の授業終了後に,質問や意見などのコメントを提出させる。
  • レポートを添付ファイルの形で提出させることで,紙媒体の煩わしさから解放されるとともに,未提出者の把握を容易にする。

 

「会議室」機能について

「会議室」とは,いわゆる電子掲示板(BBS)の機能です。WebClassの「会議室」機能では,授業履修者と教員,または授業履修者同士で,時間と場所を気にすることなく,Web上でやりとりを行うことができます。やりとりの閲覧は授業履修者(※メンバー限定モードをYesにしている場合)に限られます。

「会議室」機能には,次のような利用法が考えられるでしょう。

  • 学生からの質問に「会議室」を通じて答えることで,質問と答えを履修者全員で共有し,授業内容の理解を深める。
  • 授業で触れた内容について,学生同士でディスカッションをさせ,他者の様々な考え方に触れさせる。
  • 演習等の発表や成果物について,学生間で相互に批評させる。
  • 上の例にあげたやりとりから学生の知識や意見を把握し,それを授業に反映させる。

 

以上,簡単ですがWebClassの主要機能と授業での活用例を紹介しました。

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