研究概要

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二流体間における熱や物質の移動現象を基本として,以下の研究課題に取り組んできました.


本ページでは,遙か過去に実施した研究も含め,実施してきた研究の目的もしくは概要をできるだけ高校生以上の方が理解可能な形になるように説明しています.なお学術雑誌に掲載された内容とは別のものとお考え下さい.



  • 電場中の液滴

    誘電性流体中に浮遊する正味の電荷を持たない液滴に電場を付与すると,液滴周囲に電気対流と呼ばれる対流が誘起されると共に液滴が扁平形もしくは扁長形に変形します.一方,液滴が正味の電荷を持つ場合,液滴はクーロン力による加速度運動を呈するようになります.これらの現象自体の検討および応用に関する検討を行っています.

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  • クラスレート水和物

    水分子で構成された駕籠形構造の中に,メタンや二酸化炭素などの分子 (総称:ゲスト物質分子) を閉じこめた構造を持つ結晶性物質をクラスレート水和物 (もしくは,クラスレート・ハイドレート,包接水和物) と呼びます.水-ゲスト物質界面に生成するクラスレート水和物結晶の生成に関する検討を行っています.

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  • ガス吸収

    主に二酸化炭素の大規模排出源からの二酸化炭素回収を目的とし,ガス吸収装置に関する検討を行っています.

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  • その他

    ・ Split-screen imaging technique(画面分割法)による液滴・気泡の挙動の多方向観察

    ・ 色分散光を利用した簡易三次元PTV(粒子追跡法)による流体挙動の計測

    ・ 液滴内温度の非接触測定

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