2013年度春学期 全学留学生対象日本語科目シラバス

日本語1総合A

東泉裕子(ひがしいずみ ゆうこ)木2 N313

目標
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものを総合的に理解し、意見や感想を交換できるようになる。
内容
一つの作品を複数の読み手で声に出して読む「群読」、日本の文化・社会に関する新聞記事やテレビ番組を通して、日本の文化や社会についての理解を深める。群読については、6月半ば頃までは、授業の前半に、短い作品使って簡単な読み方で練習し、徐々に複雑な読み方を紹介する。6月末には日本の昔話、民話、詩などから作品を選んでグループで群読の発表を行う。最終的には受講生の出身国・地域の物語の群読のシナリオを作成し、発表する。日本の文化・社会に関する記事や番組については、学期の始めにいくつか提示するので、その中から関心のあるものを選んで欲しい。6月半ば頃までは、授業の後半に、語彙・表現を確認しながら情報を整理し、自分の意見や感想をまとめる、他の人の意見や感想を聞くなどの活動を行う。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
出席・クイズ・授業への参加度50%、課題・発表50%を目安として総合的に評価する。

日本語1 作文A1[専門日本語・学術論文Ⅰ]

内田紀子(うちだ のりこ) 木1 C203

目標
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが書けるようになる。
内容
論理的な文章について理解し、学術的文章で使用される表現、文型および文献引用の仕方を学ぶ。
学生自身がレポートのテーマを決定し、文章構成を考え、それらを互いに検討しあうことで、論理的な文章構成とは何かを理解する。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
出席・授業参加度30% 課題30% レポート40%

日本語1 作文A2

笹目(ささめ)月2 N302

目標
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが書けるようになる。
内容
テキスト
成績評価方法

日本語1 講読A1

桂千佳子(かつら ちかこ) 月4 N206

目標
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが読めるようになる。
内容
いくつかのテーマごとに、様々な媒体に書かれている文章を読む。特に、書き手の表現の癖によってわかりにくくなっているものや、内容自体が抽象的でわかりにくいものなどを、どう攻略していくかに留意して読んでいく。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
テスト(2回実施)の平均点70% 授業態度+出席点30%

日本語1 講読 A2

荒巻朋子(あらまき ともこ)火1 N313

目標
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが読めるようになる。
内容
レベル1相当レベルの様々なタイプの生教材(新聞記事・論文・エッセイ・小説など)を読み取り、表現・社会的背景等を学ぶ。またディスカッションなどをして内容を深める。また語彙の学習も同時に行い、語彙力を高める。学生による発表も行う。
テキスト
コピーを配布
成績評価方法
出席20%、発表30%、テスト40%、平常点10%

日本語1 会話A1(専門日本語・学術発表II)

矢沢悦子(やざわ えつこ) 火2 C103

目標
複雑で、抽象的なことが話せ、相手や場面に応じた適切な話し方ができる。まとまった内容の抽象的な談話、専門的な談話が理解できるようになる。
内容
・発表に必要なスキルを身につける。
・提案されたテーマを自分に引き寄せ、意見や考えをその場で述べる。
・各自、関心事からテーマを決定、準備をして発表を行う。
・発表後、質疑応答・ディスカッション・相互評価を行う。
テキスト
特定のテキストは使用しない。
成績評価方法
出席(20%) 授業中の参加状況(20%) 発表(50%) レポート(10%)

日本語1 会話 A2

宮本典以子(みやもと ていこ) 金3 N313

目標
複雑で、抽象的なことが話せ、相手や場面に応じた適切な話し方ができる。まとまった内容の抽象的な談話、専門的な談話が理解できるようになる。
内容
次のAまたはBの要領で、グループで話し合う。A:映像等を視聴したあと、その内容について話し合う。B:その日のゲストスピーカー役を数名決め、グループごとに1回15分程度のインタビューを行う。A,Bともに毎回簡単な評価シートを記入し提出。(人数等によって内容を変更する場合がある。)
テキスト
なし
成績評価方法
出席30%、授業参加度30%、評価シート40%

日本語1 文法A

澁川 晶(しぶかわ あき)
木3 N202

目標
上級の文法項目を習得する。
内容
誤用や例文を通して上級レベルの文法項目を理解し、使えるように練習する。毎日の生活の中で見つけた、日本語の誤用やおもしろい表現について、クラスで情報を共有する機会も設ける。
テキスト
プリントを配布する
成績評価方法
出席と授業への参加度30%、小テスト40%、期末テスト30%

日本語 1  聴解A

石崎晶子(いしざき あきこ)木4 W302

目標
複雑で抽象的な談話の流れが聞き取れるようになる。
内容
ニュースや講義のビデオ等を用い、ノートを取る、聞き取った内容について質問に答える、グループワークで聞いてきた内容を他のメンバーに伝える等の活動を通して、聴解力を養う。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
テスト 50%、 発表 20%、 提出物 20%、 授業への参加度 10%

日本語1 漢字A

許 夏玲(フイ ハーリン) 金1 N313

目標
1000字程度の漢字およびそれを使った語彙の運用力をつける。
内容
各専門分野に特徴的な漢字語彙、類義語の意味用法の相違などを学習する。
学習者の要望によりテキストの中から関心のあるテーマの課を選んで扱う予定である。
課ごとに復習テストを行う。
テキスト
『Intermediate Kanji Book』Vol.2、凡人社
成績評価方法
出席40%、復習テスト30%、宿題30%

日本語 1 特別演習A(時事日本語)

谷部 弘子(やべ ひろこ) 水2 N313

目標
現代社会に対する理解を深めながら、ディスカッションなどの活動を行い、自分の考えを論理的に述べる力をつける。
内容
比較的身近な現代社会の出来事について、さまざまなメディアから情報を収集して多面的に理解を深めるとともに、論点について各自意見を述べ、また、他の人の意見を聞いた上で自分の意見を文章化する。
テキスト
教科書は使用しない。
成績評価方法
出席、授業中の取り組み、提出課題等総合的に評価する。

日本語1特別演習A(ビジネス日本語)[専門日本語・ビジネスII]

許 哲(ホ チョル)金2 N107

目標
ビジネス(特に就職するまでの過程)に不可欠な日本語、留学生として日本で生活をしていく上で必要な日本語を基本から学ぶ。
内容
日本語に関するコミュニケーション能力向上のための実践的な演習。
テキスト
授業時にプリントを配布する。
成績評価方法
・出席状況などの平常点(20分以上の遅刻は原則として出席と認めない。また、出席時数が3分の2に満たない者は失格とする。)
・学期末の筆記試験(ノート・プリント等の持ち込みは可。ただし、電子機器類は不可。試験の無断欠席は失格とする。)

日本語1・2 日本語特別演習A(プロジェクト)

谷部弘子(やべ ひろこ)、島田めぐみ(しまだ めぐみ)火3 N313

目標
言語や文化背景を異にする人々とのコミュニケーションに必要な技能を学びます。
内容
日本人学生との合同授業です。日本人学生とのグループワークを通して、日本をふくむさまざまな国・地域のことばや文化の問題をかんがえます。グループ活動では、インタビュー、発表、討論などを行いますので、積極的に参加できることが条件です。
テキスト
なし
成績評価方法
授業への参加状況や課題・発表など総合的に評価する。

日本語1・2 発音A

斎藤純男(さいとう よしお)火5 N313

目標
日本語らしいアクセント・イントネーションを身につける。
内容
アクセントとイントネーションの概要を学び、練習する。
テキスト
プリントを配布する。
成績評価方法
出席と授業への取組み状況による。