2016年度春学期 全学留学生対象日本語科目シラバス

日本語2 総合B

横山和子(よこやま かずこ)月3 N313

目標
他者との考えや意見のやりとりを通して、「自分の考え」を自分自身でつかみ、他者にわかるように表現していくという形で、日本語での表現力をつけていく。
内容
前半は「異文化コミュニケーション」「公共の場でのマナー」「日本の教育」の3つテーマについて、後半はクラス受講生の関心のあるテーマについて、図書、新聞記事、統計資料などを読み、現代日本社会についての理解を深める。内容を予測しながら文章を読む力、読みとった内容を日本語で表現する力、物事に対する自分の意見を論理的に述べる力をつけることを目指す。 
テキスト
プリントを配布する。
成績評価方法
授業への積極性50%、活動(内容・日本語)50%

日本語2 作文A1

今井美登里(いまい みどり)火1 N402

目標
自分の意見を述べ、待遇表現が使えるようになる。
内容
説明文、描写文、報告文、意見文などの様々な文章を書き言葉を用いて書く。自分が書いた文章を、語彙、表現、文法、形式・構成の面でより正確にわかりやすく直す練習をする。また、勉学や生活のなかで必要な、待遇表現を含むメールの文などを書く練習をする。これらの活動を通して、各自が自分の文章を書く力を伸ばしていく。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業活動への参加度30%、作文(作成過程も含む)60%、期末の振り返り(自己評価)10%

日本語2 作文A2

宮本典以子(みやもと ていこ)水2 N313

目標
自分の意見を述べ、待遇表現が使えるようになる。
内容
さまざまな分野における日本語の文章を書くトレーニングを行う。短い文章や映像などの鑑賞のあとピアラーニングによる作文、評価を行うこともある。多書を目標とするが、扱うテーマははじめに協議して決める予定。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
授業への参加度50%、ポートフォリオ評価(作文、評価シートなど)50%

日本語2 作文 A3

桂千佳子(かつら ちかこ)金5 N313

目標
自分の意見を述べ、待遇表現が使えるようになる。
内容
テキストを手がかりにして文を書くためのルールを整理していく。「自分の苦手なところはどこか。」「実際の文ではどのように使われているか。」などについて確認しつつ進めていく。前半は、テキストの自習➡確認テスト(あるいは発表)という形で進め、後半は、実際の生活の中で使われている表現を調べながら、自分でも応用して書くという形で進めていく。
テキスト
『留学生ここが大切 文章表現のルール』スリーエーネットワーク
成績評価方法
課題提出点、復習テスト、授業参加度各30% 学期末レポート10%

日本語2 講読 A1

澁川 晶(しぶかわ あき)水1 N313

目標
具体的な文章内容で、ある程度の長さの文章が読めるようになる。
内容
新聞や雑誌の記事、エッセイなどを中心に、「生」の文章を読む。(どのようなトピックに興味があるか、受講生の希望を聞く。)授業で初めて配られた文章を読んで、内容を理解し、その内容についてクラスメートと意見交換をする。
テキスト
毎回プリントを配布する。
成績評価方法
出席(40%)、授業への参加度(30%)、小テストの結果(30%)をもとに、総合的に評価する。

日本語2 講読 A2

新谷あゆり(しんや あゆり)金4 N401

目標
具体的な文章内容で、ある程度の長さの文章が読めるようになる。
内容
短編小説やエッセイなど、内容を把握し展開や結末を想像しながら読む。語彙・表現を学習する。漢字の読みのテストをする。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
平常点50%(課題、積極性、出席率)、テスト50%

日本語2 会話A1

澁川 晶(しぶかわ あき)火2 N313

目標
自分の考えや気持ちを伝えることができるようになる。具体的なまとまった談話が理解でき、抽象的なものも流れが理解できるようになる。
内容
・テレビ番組や新聞記事の内容、クラスメートの発言について、自分の考えや意見が言えるように練習する。
・トピックに応じて、ディスカッションやスピーチなど、いろいろなスタイルで話す練習をする。どのようなトピックを扱うかは、クラスで話し合って決める。(学期中、一人数回、ミニスピーチを行う。)
・ただ話して終わりにならないよう、毎回出てきた語彙・表現についても学習する。
・人数にもよるが、できれば、話している様子をビデオで撮影し、後で見直しながら、日本語、談話の構成、話す姿勢などの点からフィードバックを行いたい。
テキスト
プリントを配布する。
成績評価方法
出席(30%)、授業への参加度(30%)、提出物(10%)、発表の内容(30%)をもとに、総合的に評価する。試験はしない。

日本語2 会話A2

笹目 実(ささめ みのる)金2 N313

目標
自分の考えや気持ちを伝えることができるようになる。具体的なまとまった談話が理解でき、抽象的なものも流れが理解できるようになる。
内容
授業で導入する会話に有効な語彙や表現などを用いて、様々な話題についてペアで話したり、スピーチをしたりする。小テスト形式で復習をし、学習の定着をはかる。出来るだけ多くの状況設定をし、どのような会話の流れで、どのような語彙や表現などを使用するかも学ぶ。
テキスト
特に使用しない。
成績評価方法
出席50% 小テスト20% 授業参加30%

日本語2 文法 A1

飯野清士(いいの きよし)金1 N301

目標
中級後半~上級の文法項目を習得する。
内容
中級以上の文法項目について、既に習ったものを整理しながら、できるだけそれらと関連させつつ重要な文法事項をとりあげ、その意味・用法・スタイルの違い等を学習する。
学習した項目の定着をはかるため、毎回短作文を宿題として課す。
テキスト
『中級日本語文法 要点整理 ポイント20』友松悦子、和栗雅子著 スリーエーネットワーク 2007年出版 2000円+税
成績評価方法
授業への参加度50%、宿題50%

日本語2 文法 A2

許夏玲(フイ ハーリン)金1 N313

目標
中級後半~上級の文法項目を習得する。
内容
談話文法を中心に、学習者にとって難しいと思われる文法項目や文型の意味、用法、機能を学び、類似表現との使い分けができるように練習する。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
出席40%、宿題30%、中間テスト+期末テスト30%

日本語2 聴解A1

鈴木美恵子(すずき みえこ)木2 N313

目標
具体的なまとまった談話が理解でき、抽象的なものも流れが理解できるようになる。
内容
様々な話題のドキュメンタリーやニュース等の視聴をし、話の流れを理解した後、重要な語や表現を学習します。シャドーイングやリピーティングなども行います。
テキスト
プリントを配布します。
成績評価方法
授業への参加度50%、宿題50%

日本語2 聴解A2

小野塚若菜(おのづか わかな)金3 N313

目標
具体的なまとまった談話が理解でき、抽象的なものも流れが理解できるようになる。
内容
経済、文化、社会問題などのさまざまな分野の会話や説明などを聞き取る練習を行う。そしてその内容に関して話し合い、理解を深めていく。
テキスト
プリント配付
成績評価方法
出席20% 授業参加度10% 課題20% テスト50%

日本語2 漢字A1

許夏玲(フイ ハーリン)月2 N302

目標
750字程度の漢字とその漢字を使ったことばを学習する。
内容
漢字の意味とその漢字を使ったことばの意味と使い方を学んでいく。2回で1課進める予定である。かならず予習・宿題をしてくること。課が終わったらクイズを行う。
テキスト
『Intermediate Kanji Book、 Vol.1』凡人社(6~10課) ★テキストの前半は、次の秋学期の授業で行う。
成績評価方法
出席40%、宿題30%、クイズ30%(5回)

日本語2 漢字A2

桂千佳子(かつら ちかこ)木1 N302

目標
750字程度の漢字とその漢字を使ったことばを学習する。
内容
漢字の意味とその漢字を使ったことばの意味と使い方を学んでいく。2回で1課進める予定である。かならず予習・宿題をしてくること。課が終わったらクイズを行う。テキスト以外に漢字日記を宿題とする。
テキスト
『Intermediate Kanji Book、 Vol.1』凡人社(6~10課) ★テキストの前半は、次の秋学期の授業で行う。
成績評価方法
出席40%、宿題30%、クイズ30%

日本語1・2 発音A

斎藤純男(さいとう よしお)木5 N313

目標
日本語らしいアクセント・イントネーションを身につける。
内容
日本語のアクセント・イントネーションの基本的な規則を学び、練習する。
テキスト
プリントを配布する。
成績評価方法
出席と授業への取り組みによって評価する。(日本語のアクセント・イントネーションの基本的な規則は非常にシンプルなので頭ではすぐに理解できますが、うまくできるようになるまでに時間がかかる場合が多いです。したがって、教室でしっかり練習するということが重要となります。また、上手に発音できるかどうかは母語によって大きく左右されるので、試験は行いません。)

日本語2 特別演習A(ビジネス日本語)

福島恵美子(ふくしま えみこ)木3 N205

目標
ビジネス場面での基本的なコミュニケーションができるようになる。
内容
・会議などで説明したり、意見を述べたりするなど、ビジネス場面で見られる会話について学習したり、グループで企画案を作成したりして、実践につながるような練習を行う。また、ビジネス場面で重要になる敬語についても学習する。
・学期後半は、興味がある企業と業界について調査をして、発表する。
テキスト
プリント配布
成績評価方法
出席率30% 参加態度20% 会話20% 調査・発表30%

日本語2 特別演習A(ドラマで学ぶ日本語)

宮本典以子(みやもと ていこ)水1 N301

目標
内容
テキスト
成績評価方法

日本語2 特別演習A(マンガで学ぶ日本語)

宮本典以子(みやもと ていこ)木4 N313

目標
まとまった談話の流れが理解できるようになる。自分の考えを伝えることができるようになる。
内容
・マンガ・アニメの鑑賞を通して、「話し言葉」の表現を実践的に学ぶ。扱う作品は最近の受賞作品、話題の作品を優先とするが、詳細は協議して決定。作品鑑賞後に評価&感想シート記入、意見交換等を行う。
・授業の始めに20分程度のマンガ多読タイムを取る予定。(多読記録シート提出)
・作家紹介、漫画の歴史、簡単なマンガの描き方など漫画文化についても扱う予定。
テキスト
なし
成績評価方法
授業への参加度50%、ポートフォリオ評価(評価シート、記録シートなど)50%

日本語1・2 特別演習A(プロジェクト)

島田めぐみ(しまだ めぐみ)火3 N313

目標
言語や文化背景を異にする人々とのコミュニケーションに必要な技能を学びます。
内容
日本人学生との合同授業です。前半は、教育に関する映像作品を見て、グループで討論して、発表します。後半は、国内外の社会の多様性と教育について、ゲストスピーカーから話を聞いて、グループで議論します。グループ活動では、討論、発表などを行いますので、積極的に参加できることが条件です。
テキスト
なし
成績評価方法
授業への参加状況や課題・発表など総合的に評価する。