2016年度秋学期 全学留学生対象日本語科目シラバス

日本語1 総合B

桂千佳子(かつら ちかこ) 金2 N401

目標
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものを総合的に理解し、意見や感想を交換できるようになる。
内容
新聞(ニューズレター、フリーマガジンなども可)を作成してから、他の新聞に対する自分の意見を投稿し、新聞ごとにクラスでディスカッションをする。
新聞作成条件:「情報告知の文、コラム文、投稿欄など、文章の特長の異なるタイプの数種類の記事で構成する」
テーマ、内容、講読対象者などは、各自(受講者数によってはグループ)で、決める。
テキスト
なし
成績評価方法
新聞の完成度 60% 、提出物20% 、授業参加度20%

日本語1 作文B1[日本語表現法・ライティングII]

斎藤ひろみ(さいとう ひろみ)木1 C103

目標
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが書けるようになる。
内容
・実践を通して論理的な文章とは何かを理解する。
・ 自分の専門に関する学術論文を読み、論文の書き方を理解する。
・ 論理的な文章を書くための表現、文型、文章構成、引用のしかたを学び、学生自身がレポートを書く。テーマについては学生自身が決定し、文章構成を考え、それらを互いに検討しあう。
・ 互いの文章を批判的に読むことで、客観的な視点で文章を捉え直すことの意味を確認する。
成績評価方法
授業参加度30%、課題30%、レポート40%
課題は、毎回課せられる。提出した課題について、学生同士で内容を検討し、それを踏まえて再考、再提出を行う。訂正した内容についても評価を行う。

日本語1 作文B2

笹目実 (ささめ みのる) 金5 C103

目標
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが書けるようになる。
内容
自己アピールする文章や読み手の立場に立った分かりやすい文章を書く。複雑な内容を整理して分かりやすく書く技術を学ぶ。複雑な内容の文章の構成や表現を学ぶ。
テキスト
プリントを配布します
成績評価方法
出席30%、作文提出30%、テーマに関する調査20%、小テスト20%

日本語1 講読B1

李貞旼(い じょんみん)木4 N206

目標
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが読めるようになる。
内容
・様々なジャンルの文章や記事を読み、内容を把握する練習を行う。
(プリントは授業当日に配布する。初回の授業で興味のある分野、話題についてアンケートをとり、なるべく希望に沿うような記事を選ぶようにする。)
・記事についてのディスカッションをすることで内容理解をさらに高める。
・記事の中の重要な語彙や表現を身につけることも目指す。
テキスト
授業で配布する
成績評価方法
出席・授業における積極性40%、小テスト30%、課題の提出30%で評価する予定。

日本語1 講読B2

新谷あゆり(しんや あゆり)金3 N313

目標
複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが読めるようになる。
内容
短編・長編小説を展開や結末を想像しながら読む。小説の結末を書く。語彙・表現を学習する。毎週漢字の読みのテストを行う。
テキスト
『阪急電車』有川浩(ありかわひろ 幻冬舎文庫 576円)
成績評価方法
出席率・積極性30%、課題30%、テスト40%(4回欠席あるいは遅刻は落第)

日本語1 会話B1[日本語表現法・口頭コミュニケーションII]

斎藤ひろみ(さいとう ひろみ)月1 C103

目標
複雑で、抽象的なことが話せ、相手や場面に応じた適切な話し方ができる。まとまった内容の抽象的な談話、専門的な談話が理解できるようになる。
内容
・順番に担当を決め、新聞やネット上のニュースから自身の関心のあるテーマについて、話題提供を行う。(準備は自宅で行う)
・クラスでは、担当者から提案されたテーマについてディスカッションを行う。
・ ディスカッションの内容についてのコメントを書く。
・ 書いたコメントを相互に交換しながら、新たに考えたことや気づいたことについて 発表する。
・ 今日のディスカッションでの自身の発言内容や話し方について内省する。
テキスト
特定のテキストは使用しない。
成績評価方法
授業中の参加状況30%、課題30%、発表40%

日本語1 会話 B2

小池恵己子(こいけ えみこ)木3 N301

目標
複雑で、抽象的なことが話せ、相手や場面に応じた適切な話し方ができる。まとまった内容の抽象的な談話、専門的な談話が理解できるようになる。
内容
・事態の変化やトラブルの状況を説明して的確に相手に伝えられるように練習する。
・人間関係に配慮しながら相手に働きかける場合のやりとり、受けこたえの練習をする。
・理由や根拠を示して自分の意見や提案をわかりやすく述べる練習をする。また、さまざまな視点からの意見を理解し、適切に反論できるように練習する。
・ショートスピーチ、グループによる話し合いなどをおこない、それらをふりかえることで、よりよい会話ができるようにしていきたいと考えている。
テキスト
特に指定しない。授業中プリントを配布する。
成績評価方法
スピーチなどの発表 40%、グループ作業・話し合いへの取り組み20% 、提出物20%、出席・参加度20%

日本語1 文法 B

岡智之(おか ともゆき)月3 N313

目標
上級の文法項目を習得する。
内容
上級の類似表現をマスターする。テキストから26課分を選び、1回2課ずつ進む。
テキスト
増田アヤ子『マンガで学ぶ日本語上級表現使い分け100』アルク
成績評価方法
平常点50%(毎回の課題(会話づくり)を出す)、期末テスト50%

日本語 1  聴解B

桂千佳子(かつら ちかこ)水1 N301

目標
複雑で抽象的な談話の流れが聞き取れるようになる。
内容
・聴き取りに入る前に、シャドーイングを利用して日本語の音の特長を確認する。
・『Live from Tokyo』『Voices From Japan』などのテキストで生の日本語に慣れる。
・実際のスピーチやテレビ番組を視聴する。
・インターネットを利用して、各自の目的、興味に従った自宅での視聴計画を立て報告する。

テキスト
『Live from Tokyo』(一部)/『Voices From Japan』(一部)/プリント
成績評価方法
提出物40% 、聞き取りテスト 30% 、授業参加度 30%

日本語1 漢字B

横山和子(よこやま かずこ)月4 N301

目標
1000字程度の漢字およびそれを使った語彙の運用力をつける。
内容
・16年秋学期は奇数課(1・3・5・7・9・11・13・15課)の中から5~6課を学ぶ。
・毎週「今週の漢字」として、①ある漢字についての自分なりの覚え方 ②新たに見つけた漢字、興味のある漢字について紹介する宿題がある。
・課ごとにクイズを行う。
・中間・期末に試験を行う。 
テキスト
『INTERMEDIATE KANJI BOOK 漢字1000 Plus Vol.2』 第4版
成績評価方法
授業への積極性15%(予習含む)、宿題15%、クイズ30%、定期試験40%

日本語1 特別演習B(ビジネス日本語)

小野塚若菜(おのづか わかな)金4 N313

目標
ビジネス(特に、就職するまでの過程)に不可欠な日本語、留学生として日本で生活をしていく上で必要な日本語を基本から学ぶ。
内容
最新の就職情報について調べる。ビジネス上の課題を達成するタスクの練習を通して,企業研究を行ったりビジネスコミュニケーションについて考えたりする。
テキスト
『ビジネス日本語オールインワン問題集 聴く・読む・話す・書く』Japan Times
成績評価方法
出席20%、授業参加度10%、課題35%、テスト35%

日本語 1 日本語特別演習B(小説)

奥山貴之(おくやま たかゆき)金1 N205

目標
①日本の文学作品に慣れ親しむ。
②小説を読む際の読み方、考えかたを身につけ小説の楽しみ方を広げる。
③テクストと向き合って考える力を養う。
④考えたことを日本語で伝え合う力を育む
内容
日本語の小説を読んで、その内容について考え、話し合う。その中で言葉や表現、作品テーマなどについて考え、学んでいく。
テキスト
近代の作品、現代の作品、少なくとも二つは読む。具体的な作品については、学生の希望などを聞きながら決める。
成績評価方法
授業参加度(出席20%、態度15%)、提出物30% 、レポート35%

日本語 1 日本語特別演習B(ドラマで学ぶ日本語)

宮本典以子(みやもと ていこ)水2 N313

目標
まとまった内容の抽象的な談話の流れが理解できるようになる。自分の考えを伝えることができるようになる。
内容
日本のドラマや映画を鑑賞し、「話しことば」を実践的に学ぶ。またドラマの内容やその後の展開、ドラマの評価などについて、アンケートシートに記入し意見交換する。
鑑賞するドラマや鑑賞方法については、1回目に協議して決定する。授業で取り扱う表現は限られているので、その他の語彙、表現については自分で復習することが望ましい。
授業後に簡単な振り返りシート(クイズ、自己評価)を提出する。
テキスト
なし
成績評価方法
授業参加度50%、提出物50%

日本語 1 日本語特別演習B(プレゼンテーション)[日本語表現法・プレゼンテーションⅡ]

西島道(にしじま みち)月1 S207

目標
実践とピア活動やグループ活動による検討を通し、日本語によるプレゼンテーション力の向上を目指す。
内容
日本語によるスピーチ、ポスター発表、PPT発表を通し、日本語によるプレゼンテーションの練習を行なう。ピア活動やグループ活動を通し、どのような内容・形式・方法によるプレゼンテーションが効果的かを受講生間で吟味・検討する。最後の授業で「効果的なプレゼンテーションとは」というタイトルでミニレポートを提出する。
テキスト
特に指定しない。
成績評価方法
スピーチ20%、ポスター発表20%、PPT発表20%、レポート20%、平常点20%

日本語 1 日本語特別演習B(時事日本語)

谷部弘子(やべ ひろこ)火2 S201 / N313

目標
(1)現代社会に対する理解を深める
(2)自分の考えとその根拠を論理的に述べることができる
(3)一つの事象についていくつかの異なる角度・観点から見ることができる
内容
(1)時事問題や社会的なトピックに関する文章やニュースを読む・見る
(2)提示された焦点に関して質問を考える
(3)グループで選んだ質問について、必要な情報を入手し、議論する
テキスト
なし
成績評価方法
授業中の参加状況30%、課題30%、発表40%

日本語1・2 日本語特別演習B(発音)

斎藤純男(さいとう よしお)火4 N301

目標
日本語らしいアクセント・イントネーションを身につける。
内容
日本語のアクセントとイントネーションの規則を学び、練習を行なう。
テキスト
プリントを配布する
成績評価方法
出席50%、授業中の取り組み50%