▶学芸大への留学案内
*留学の種類
外国人留学生には、「国費留学生」と「私費留学生」があります。「国費留学生」は、日本政府から奨学金をもらう留学生です。「私費留学生」は、それ以外の留学生です。また、大学での在籍身分によって、次のように区分されます。
(1)学部学生
大学4年以上在学し、所定の単位を修得すると教育系コースの学生には「学士(教育)」が、教養系コースの学生には「学士(教養)」の学位記が与えられます。
また、「カリキュラム」に基づき、「教育職員免許法」に規定する単位を取得すれば、該当する教員免許が与えられます。
(2)大学院生(修士課程)
大学院(修士課程)に2年以上在学し、所定の単位を修得し、在学中に学位論文の審査および最終試験に合格すると、所属の専攻・講座により「修士(教育学)」あるいは「修士(学術)」の学位記が与えられます。
(3)大学院生(博士課程)
大学院(博士課程)に3年以上在学し、所定の単位を修得し、在学中に学位論文の審査および最終試験に合格すると、「博士」の学位記が与えられます。
(1)研究生
指導教官の指導のもとで、特定の研究テーマについて研究を行う学生です。在学期間は、半年または1年です。研究生期間が満了しても特別な資格は与えられません。
なお、研究生としての在学期間を延長したい者は、所定の手続を取ってください。1年間に限り延長が認められる場合があります。
(2)特別聴講学生(交換留学生)
東京学芸大学と協定関係がある大学の学部学生・大学院生で、本学で短期間(1年以内)授業科目を履修する留学生です。履修した授業科目については、成績証明書を交付します。
(3)科目等履修生
本学の学生以外の者で、本学が開設する一または複数の授業科目を履修する者を科目等履修生といいます。科目等履修生は、履修した科目について試験を受け、合格した場合には所定の単位がもらえます。
なお、認定された単位については、本人の請求により単位修得証明書を交付します。
(4)教員研修留学生
世界各国の初等・中等学校教員および教育関係機関の専門職員を日本に留学させる制度があります。この制度の目的は、本国での教育水準の向上に役立つ幹部要員の育成に協力することです。この制度で留学してきた学生を教員研修留学生といいます。受入れ期間は原則として1年6カ月(日本語教育期間を含む)です。
(5)日本語・日本文化研修留学生
世界各国の大学で日本語・日本文化に関する学習を行っている者を日本に留学させる制度があります。この制度によって留学してきた学生を日本語・日本文化研修留学生といいます。
日本語・日本文化研修留学生は、日本語能力の向上に努めるとともに日本事情・日本文化についての研修を行います。
*授業料・奨学金
【日本政府奨学金(給与)支給(国費外国人留学生のみ)】
国費外国人留学生は、日本政府から奨学金がもらえます。学芸大学の国費外国人留学生の「延長申請」や国費外国人留学生への「国内採用申請」について、くわしいことは、留学生課へ問い合わせてください。(国内採用の募集時期は毎年秋です。)
【日本学生支援機構、民間団体、地方自治体などの奨学金(私費留学生対象)】
独立行政法人日本学生支援機構による私費外国人留学生学習奨励費については、毎年春期(4月)に選考を行っており、国際課掲示板(「外国人留学生専用掲示板」)で募集・選考について通知します。民間団体や地方自治体などへの申請方法は、団体によって違います。学芸大学へ募集通知があったものについては、「外国人留学生専用掲示板」でお知らせします。奨学金には、「個人申請」と「大学推薦」があります。くわしくは留学生係へ問い合わせてください。また、学芸大学へ募集通知のないものもあります。各自で直接問い合わせて申請してください。
[在学確認](国費留学生、学習奨励費給付生対象)
毎月の始め、必ず留学生係で、在学確認のためのサインをしてください。
なお、月の初めから終わりの日まで日本にいない場合は、その月の奨学金は支給されていません。休学期間も、原則として支給されません。支給請求や住所変更などの手続きも忘れないよう注意してください。
*宿舎
本学には、留学生と研究者の宿泊施設として、国際交流会館と東久留米国際学生宿舎及び一橋大学国際学生宿舎があります。入居募集は、年1回で、12月下旬頃に掲示に案内を出します。
宿舎の情報提供
本学では、アパートや下宿の紹介をしています。大学生活協同組合事務室に問い合わせて下さい。
>>東京学芸学芸大学生活共同組合
留学生住宅総合補償
学芸大学では、アパートを借りるときに保証人が見つけられずに困っている留学生に対して、財団法人日本国際教育支援協会の「留学生住宅総合補償(1年間で4,500円、2年間で9,000円)」に加入することを条件に、大学(国際課長)が保証人を引き受けています。留学生住宅総合補償の加入申込書は国際課にあります。
▶コースと活動
*短期留学プログラム
本プログラムでは、東京学芸大学の教授陣が日本の文化、社会に関するそれぞれの専門分野についての講義を英語で行っています。日本語ができなくても英語が理解できる学生ならだれでも、語学以外の広い分野の科目を受講できるようになっています。留学期間は1学期または1年間です。
講義科目には Issues in Contemporary Japan and Social Changes, Culture and Family, Cultural Social Psychology of the Japanese をはじめとした多様なトピックがあり、フィールド科目も Japanese Budo: Judo, Historical Geography of Downtown Tokyo 等、さまざまな活動を行う科目が用意されています。
*日本語・日本文化研修プログラム
本プログラムは母国で日本語もしくは日本文化を専攻する学部生が、日本語能力の向上と日本の文化社会に関する理解を深めることを目的としています。研修期間は1年間です。(10月〜翌年9月の1年間)
本プログラムの研修内容は、1) 日本語 2) 日本事情 3) 専門研究 4) 個人研究 5) 文化交流の5分野にわかれている。
以下、分野ごとに概要を述べる。
1) 日本語
研修生は、各自の日本語能力に応じて、全学留学生対象の日本語科目を受講することができる。受講希望者は学期のはじめにおこなうプレイスメントテストを受け、その結果により、履修科目および週当たり時間数を決定する。留学生対象の日本語科目は「選択科目」であり、日本語力が十分にあるものは、専門研究を通して日本語力を高めることもできる。
2) 日本事情
留学生対象の日本事情科目として、「日本の文化と社会A〜J」などを開設している。これらの科目は「選択必修科目」であり、この中から4科目を選んで受講しなければならない。ただし、日本語力が十分にある場合は、指導教員と相談の上、学部生対象の科目に代えることができる。
3) 専門研究
研修生の希望、個人研究のテーマや興味・関心、日本語能力等を考慮して、指導教員と相談の上、必要な科目を履修することができる。
4) 個人研究
研修修了までに、研究の成果をレポートにまとめ、提出する。
5) 文化交流
日本人学生との交流、地域の文化活動への参加など文化交流の場に積極的に参加する。
(4)修了の用件
本プログラムでは、「1年間の研修を終え、その成果を指導教官が認めたものについては、本学学長名において修了証書を授与する」と定められている。研修修了の要件は以下の3点である。
a. 上記の「日本事情」に関わる科目を4科目以上履修すること。
b. a.とあわせて10科目以上を履修すること。
c. 上記の「個人研究」のレポートを期限までに提出すること。
8月末の時点で以上3点が確認できないと、プログラム修了と認められない。
*教員研修プログラム
教員研修留学生のプログラムは、本国で教育ないし教育行政にたずさわる人が日本の大学の教員養成学部において18か月間の研修を行い、その成果を帰国後に本国で生かしてもらうというものです。
研修留学生の専門の研究はそれぞれ所属の研究室にておこないますが、日本語の運用能力を身につけずに来日した場合は、初めの1学期間、留学生センターの日本語研修コースにて1週間18コマ×17週間の集中コースを受講します。
1)専門研究
2)日本語教育
日本語能力をある程度身につけて来日した者ならびに日本語研修コースを修了した者のうち、専門の研究と並行して日本語学習を望んだものに対しておこなう。また、研修の期間中、日本事情に関する講義や見学旅行もおこなう。

