* 2009年度前期日本語科目シラバス

2009年4月7日現在(プレースメントテスト後、一部に変更があるかもしれません。)
As of April 7, 2009 (There may be some changes in the schedule after the Placement Test.)

レベル1 レベル2 レベル3 レベル4
▶レベル1

日本語1作文 A1(専門日本語文章表現 I)

湯浅 佳子 (ゆあさ よしこ) 火2/N106
【目標】複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが書けるようになる
【内容】説明文、論説文、随筆文など、さまざまな性格の文章を講読し、語句と文法を確認し、文章や段落の構成を理解し、要約や主題を把握する。
【テキスト】『大学・大学院 留学生の日本語4 論文作成編』(アルク)

日本語1作文 A2

任都栗 新(にとぐり しん) 木3/N313
【目標】複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが書けるようになる。
【内容】日本語の文字表現について、さまざまな例を見ていく。そしてその例を参考にして日本語での文字表現(作文)を演習する。さまざまな例とは、たとえば新聞の投稿欄や社説、天声人語などの意見や論説文を考えている。評価は出席点3割、課題点4割、学期の最後に実施する試験3割で評価する。
【テキスト】教材は毎回プリントで渡す。

日本語1講読 A1

桂 千佳子(かつら ちかこ) 月4/N313
【目標】複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが読めるようになる。
【内容】新聞、雑誌をはじめ、実際に出版されている本などから、受講者の希望などを参考に、いくつかのテーマについての複数の文章をとりあげて読んでいく。語彙を増やし、わかりにくい文型、表現、文の構造の解説を中心に進めていく。漢字の読み方やわからない単語の意味などの予習をしてくるように。
【テキスト】プリント配布

日本語1講読 A2

今井 美登里
(いまい みどり) 火3/N313
【目標】複雑で抽象的なもの、論理的なもの、専門的なものが読めるようになる。
【内容】現代社会の問題・現象に関する新聞や本から文章、文芸作品などを内容、構成、語彙、文法などに着目して読む。参加する学生のニーズに沿ったものも扱う予定である。
【テキスト】プリントを配布する。

日本語1会話 A1(専門日本語口頭表現 I)

齋藤 ひろみ (さいとう ひろみ) 木1/N105
【目標】複雑で、抽象的なことが話せ、相手や場面に応じた適切な話し方ができる。まとまった内容の抽象的な談話、専門的な談話が理解できるようになる。
【内容】新聞やテレビで話題になっている出来事をテーマに議論を行う。テーマは、学生が交代で提示する。自身の発言をモニターする活動を通して、より説得力のある話し方を考える。1つのテーマで授業を2回行う。テーマは担当学生が準備をする。(7つのテーマについて、議論する)
1回目:テーマの提示と関連資料の理解、自身の意見・考えの表明(録音)
2回目:自分の発話のモニター(音声資料を聞いて内省)、テーマについての話し合い。

日本語1会話 A2

任都栗 
新(にとぐり しん) 木4/N313
【目標】複雑で、抽象的なことが話せ、相手や場面に応じた適切な話し方ができる。まとまった内容の抽象的な談話、専門的な談話が理解できるようになる。
【内容】日本のドラマを見ながら、日常生活での会話について学ぶ。会話とは、相手の発話に対してどのように答えるか、その発話同士のキャッチボールである。そして日本人同士であっても時には誤解が生ずるし、発話者の意図しない解釈をされることもある。そうした誤解も含め、日本人同士の会話を聞き、自らの会話能力を高めることを目的とする。評価は出席点3割、課題点4割、学期の最後に実施する試験3割で評価する。
【テキスト】

日本語1文法 A(専門日本語文法研究 I)

高橋 久子 (たかはし ひさこ) 金2/S206
【目標】現代日本語の単語の運用に関する法則を見つける。
【内容】現代日本語の単語の運用に関する法則を見つける。助詞・助動詞の類義語の使い分け、動詞活用、テンス、アスペクト等について、用例に即して各自考えながら、原則を見出して行く。
【テキスト】『ケーススタディ日本文法』(おうふう)

日本語1漢字 A

小西 円
(こにし まどか) 月3/N313
【目標】1000字程度の漢字およびそれを使った語彙の運用力をつける。
【内容】各専門分野に特徴的な漢字語の学習を通して語彙を広げていく。先学期に扱わなかった課を中心に、テキストの中から4~6つの課を選んで扱う予定である。課ごとに復習クイズを行う。
【テキスト】『Intermediate Kanji Book, Vol.2』凡人社

日本語特別演習A1(プロジェクト学習科目Ⅰ)

島田 めぐみ
(しまだ めぐみ) 月2/
【目標】世界の言語についての知識を得て、日本語についての理解を深める。
【内容】留学生は日本語のわかりにくい点、母語との違いを発表し、自分の母語について解説する。日本人学生は外国語学習での困難点、外国語と日本語の違い、方言などについて発表を行う。これらの内容について、日本人、留学生ともに討論を行い、日本語を含む世界の言語について理解を深める。
【テキスト】なし

★学部授業との合同授業です。日本人学生と留学生によるグループ作業をおこないますので、最後まで出席できることが条件です。定員15名

日本語特別演習A2(プロジェクト学習科目Ⅱ)

谷部 弘子(やべ ひろこ)   木2/N313
【目標】日常の生活習慣やみのまわりの事物をふりかえり、その背景や意味をかんがえる。
【内容】外国人学生は日本のどのようなことに関心をもち、どのようなことに疑問を感じているか、また、日本人学生は諸外国に対してどのようなイメージをいだいているか、それはなぜかなど、国籍のことなる受講者が積極的に発信することでまなんでいく。
【テキスト】なし

★学部授業との合同授業です。日本人学生と留学生によるグループ作業をおこないますので、最後まで出席できることが条件です。定員15名。