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『体育分野』   運動やスポーツの魅力や文化に触れ、豊かな生活を創る
 
 体育分野では、運動やスポーツの実践を通して人との関わりやスポーツの文化に触れ、その価値を見出し、自発的に取り組むことができる生徒を育てようとしています。そして、それが豊かな生活の創造につながっていくとも考えています。つまり、3年間の学びでは、運動やスポーツに必要な技能を習得するだけでなく、自発的に運営する力や自身に適した場を創造する力も身につけていくことを目指しているのです。
例えば、1年生でも3年生でも実施している球技の授業で、ルールの捉え方に次のような変容が見られます。1年生では「どんなルールでやるのですか?」、「この場合は反則なのですか?」という声が出てきます。3年生になると「このルールでやると、こういう困ったことが起きるのですが。」、「僕たち、うまくなってきたので、こういうふうにルールを変えていきたいのですが。」という声が出てくるようになります。ルールは「守らなくてはならないもの」から「楽しむためにあるもの」に変わっていくのです。
授業は、グループ活動を基本としています。自分と友達とは異質であり、だからこそ「学び合い」が大切になると考えています。したがって、男女共修は当然であり、時には他学年の仲間とグループを作ることもあります。そのような学びから、生涯にわたって、いつでも、どこでも、誰とでも、運動やスポーツで関わって楽しみ、豊かな生活を送ることができる人に育っていくことを期待しているのです。


『保健分野』   こころとからだを見つめ、健やかな生活を創る

 保健分野では、自分の心やからだを見つめ、日常の生活を振り返り、よりよい健康な生活を求めていく生徒を育てようとしています。
 さまざまな情報を多面的な見方、考え方で捉えたり、仲間とのディスカッションから多様な考え方や価値観を共有しながら理解を深めたり、未来に対して論理的な予測や判断を持ったりすることを目指しているのです。
 例えば、感染症を防ぐためには、はじめは「予防接種や薬の開発が必要だ。」、「できるだけ、人ごみの中に入らない。」といった考えが主流となります。しかし、意見交流を繰り返す中で「まずは健康な生活をして免疫力を高めることだ。」、「複数の情報源から何が正しいかを探ることだ。」といった考えに変わってきます。さらには自分自身を見つめ、「アレルギーがあるから薬の使用はここに注意。」や「なかなか変えられない生活リズムだが、これだけは改善できそう。」といった、今日からの生活に視点を向け、自ら行動できるような考えが生まれてくることを願っているのです。
 授業では、生徒の自発的な学習を促すために、実習やグループ活動を取り入れるようにしています。仲間との「学び合い」を通して、さまざまな事象を自分ごととして受け止め、健やかな生活を創造できる人に育っていくことを期待しています。