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技術分野
 技術・家庭科 技術分野は、小学校にはない教科です。加えて、多くの人は、中学校の3年間でしか、学習する機会がありません。
 技術分野は、A.材料と加工に関する技術、B.エネルギー変換に関する技術、C.生物育成に関する技術、D.情報に関する技術の4つの内容で構成されています。ものをつくりだしたり、動植物を飼育・栽培したり、あるいは私たちの生活を支えている「技術」について学ぶ教科です。
 「図工や社会、理科と何がちがうの?」と思われがちですが、同じものづくりでも図工や美術とは、求められる感性の方向性が違います。また、現代社会が抱えている様々な問題は、社会や理科の知識だけでは根本的な解決できないことがたくさんあります。3年間の学習を通して、「技術学的視点」の重要性に気付くことができるでしょう。
 また、ものづくりは、明確な目的を持った営みです。ですから、単にものづくりや技術に関する知識・技能を身につけるにとどまらず、自らじっくりと考えたり、仲間との学び合いを通して、状況を分析する力やアイディアを創出する力、様々なアイディアから最適解を導き出す力を大切に育んでいきます。これらの活動を通して、今はない新しいものを創造していく力や活動に見通しを持って取り組む力、仲間とともに協働する力等、学校生活だけでなく、社会に出て、生きる上で大切な力を身につけていって欲しいと願っています。

家庭分野

 生活を豊かにするための技術として、体験を通して基本的な生活のための技術を学びます。
  「衣生活」では、衣服の働きについて考え、衣類や着こなしなど、生活や社会生活における問題点を見つけて、解決をしていこうとする姿勢を育みます。洗濯や補修など、衣服の管理や裁縫による小物の制作で環境問題を学びます。
 「食生活」では、栄養その働きやバランス、食の安全、食事作りや調理科学などを学び、生活に活かせるような知識と技術を学び、スローフードなど、食文化を通して持続可能な社会について考えます。
 「住生活」では、快適に住まうことの大切さを学び、安全な住生活と災害への備えについて重点的に扱います。今できる災害への備えは何なのかを実物を使って体験的に学びます。
「家族・家庭」では、家族の機能について学び、家庭について理解を深め、地域を含めた家族・家庭の問題点を考え、工夫して解決できるような姿勢を育みます。幼児のおもちゃ作りを通して、子供の成長や幼児の育てたい能力について学びます。
 「消費生活」では、消費者の権利と責任や支払いとサービスの仕組みなどを学び、お金の管理と商品の購入について、生活に欠かせない消費行動におけるリスク回避に視点を置き、学習をすすめます。
 
衣生活と自立
カラーコーディネート(好きな色、似合う色)
衣服のはたらきのひとつである個性の表現では、自分らしさの表現をカラーコーディネートで学びます。自分の好きな色と似あう色が同じなのかどうかをグループで話し合い、自分らしさについても考えます。
  

被服材料(綿を育ててつむごう)
収穫した綿花を手に取り、衣服の材料が糸になる工程を学びます。
  

 子供の成長と家族
幼児のおもちゃ作り
幼児の成長と発達など、家族や幼児のことをおもちゃ作りを通して学びます。
  

食生活と自立
調理実習  (手打ちうどん)
小麦粉の特性をうどん作りから学びます。(小麦粉に水を加えてこねると粘るのはなぜだろう。)
  


食の安全 (安いだけじゃダメなんだ!)
栄養バランスだけでなく、食品の材料や価格から食品の安全性を考えます。安くておいしい食品の産地がどこで誰が作っているのかを考えます。
  

住生活と環境
住まいの備え(災害に備えて非常持ち出し袋の中身を考えよう。) 

リサイクルでポケットティッシュ作り
捨てられてしまうようなあまり布や古着を使ってポケットティッシュを作ります。環境のことを考え、日常生活で使えるものを手作りし、手縫いの基礎的な技術を学びます。