理科のありか

第15回 電磁石の授業研究
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2008年2月26日
 

第15回理科面白ゼミナールは「電磁石の授業研究」と題して、茨城大学准教授の大辻 永先生をお招きしました。今回はご自身の大学の授業でも好評だった、「よい授業とは何か」という命題に迫る、ある授業実践VTRをもとにしたご講演をしてくださいました。
前筑波大学附属小学校副校長の平松不二夫先生が6年生の電磁石単元を指導したVTRを、詳細なプロトコルを元にして参加者全員で読み解きます。熟練した授業者による発問とその意図、児童が実験と気づきのつながりのなかで成長する姿、そして練り上げられた開発教材などが次々に映し出され、「授業」の無限の可能性を感じさせられた講義となりました。参加者からは『いろいろな視点で多くの人々が授業について話し合うことは、とても楽しかったです。自分にはない視点にたくさん触れられました。』『説明は簡潔にして理解させ、考えさせるところやポイントになるところは児童に何度も聞いたり、児童のことばで説明させたりしていたのがさすがと思いました。』という声が寄せられました。

 附属小金井小学校理科部からは、授業実践報告 (1.もののとけかた 2.水の三態)を行いました。