理科のありか

第16回 電磁気教材の問題点を探る
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2008年5月16日
 

第16回理科面白ゼミナールは「電磁気教材の問題点を探る」と題して、前回第15回のVTRで登場した、前筑波大学附属小学校副校長の平松不二夫先生にお越しいただきました。電磁気教材の授業を通して、指導のねらいや発問のポイントなどを、平松先生ならではの豊富な実践経験からお話くださいました。
「鉄釘に磁石をこすりつけたとき、鉄釘は磁石の性質を持つ。では、こすらずに鉄釘を磁石に近づけたら鉄釘は磁石になるだろうか?」「棒磁石の中心は何極だろうか?」といった、教室で子どもたちと紡ぎ上げた授業の発問からはじめ、理科指導は系統性を常に重視していくべきという示唆に富んだご講演になりました。参加者からは『現場と学習指導要領作成の二つの視点を合わせてお話くださったので、わかりやすかったです。』『将来電磁石の授業をやる時にとても役立つ内容で、絶対に忘れないようにしようと思いました。』との声が寄せられました。

 附属小金井小学校からは「新学習指導要領のポイント」について発表しました。