理科のありか

第18回 なぜ、小学校では昆虫を勉強するのかな?
TOPページへ > 面白ゼミナール > 第18回 なぜ、小学校では昆虫を勉強するのかな?
2008年9月17日
 
第18回理科面白ゼミナールのテーマは「なぜ、小学校では昆虫を勉強するのかな?」。講師は大妻女子大学准教授の石井雅幸先生です。石井先生は元東京都公立小学校教諭で、現小学校学習指導要領理科編の作成にも携わった、昆虫の専門家です。
石井先生は1.昆虫と理科の学習内容 2.何を昆虫から学べるのか 3.体験から触れる、そして学べるへ 4.身近な昆虫から何を考え、何を見ますか? という4つの内容をもとに講演を進められました。セミの抜け殻の実物観察など、昆虫の生態の奥深さを丁寧に、わかりやすく解説していただき、昆虫が苦手な方も引きつけられるようなゼミになりました。参加者は『自分が体験してこなかったからこそ、子どもたちには虫にふれる体験をさせたいと思いました。』『子どもと一緒に探究できる教師になりたいです。』と感想を残してくれました。
 附属小金井小学校理科部からは、「アカボシゴマダラとツマグロヒョウモン」の分布についての考察を発表しました。