諸手続き

諸手続き

研究実施計画

 博士課程の目的は,自立した研究能力の育成にあり,博士課程を修了するためには,所定の単位の履修にとどまらず,学位論文を提出してその審査を受けることが要件になります。そして,このためには円滑に課程博士の学位の授与が行われるよう,学生一人一人の適切な研究実施計画とそれに対応した研究指導計画が重要になります。
  そこで毎年,「研究実施計画」(別紙様式)を指導教員の指導のもと学生が作成し主指導教員に提出した後,主指導教員が「研究指導計画書」(別紙様式)を記入し,5月15日までに東京学芸大学大学院課博士課程係に提出してください。
 また,その年の研究の実施及び指導の報告として,3月15日に「研究経過報告書」(別紙様式)を年度末の3月15日(15日が休日等であれば次の平日)までに大学院課博士課程係に提出する。

研究実施計画及び研究指導計画書Word
研究経過報告書Word

「広域科学教育学実践のための汎用的資質・能力」自己評価

「広域科学教育学実践のための汎用的資質・能力」とは,東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科の理念・目標である「広域科学としての教科教育学」実践の素養をなし,自立した研究者となるために本研究科の学びや研究活動を通じて高めていくべき力のことです(学位取得の目安としてディプロマ・ポリシーにも掲げられています)。
 これらは研究者として必要なだけでなく,求められる力の共通性に気づくことで,様々な職種で活かすことのできる汎用的な資質・能力と考えられます。 

 学生の皆さんは,以下に記した3つの力を年度初めにチェックシートで自己評価し,主指導教員を通じて「研究実施計画及び研究指導計画書」とともに提出します(5月中旬まで)。その目的は,皆さんが自立した研究者となるために具体的にどのような知識,スキル,態度を身につけるべきかを示し,主指導教員の指導のもと研究者としての力を計画的に向上させることです。
 また,修了年度には,みなさんの最終的な達成度を自己評価してもらいますが,それは自分自身の力を示すものとして大学や企業等への就職活動等にも使用可能です。
 

「広域科学教育学実践のための汎用的資質・能力」自己評価についてPDF
汎用的・資質能力チェックシート(初年次用)Word
汎用的・資質能力チェックシート(2~3年次用)Word
汎用的・資質能力チェックシート(課程修了時用)Word

長期履修学生制度

 現職教員等,あるいはその他の事情で標準修業年限内(3年)で修了することが困難な方に,計画的な履修・研究を促進することを目的として,通常3年間の標準修業年限を4年・5年または6年に変更することができる制度です。(ただし、在学年限はいずれも休学期間を除き6年間です。)

長期履修学生制度のページ

このページのトップへ

休学

  • 休学を希望する場合は,以下の事項を確認し,書類を東京学芸大学大学院課博士課程係もしくは,自分の配置大学(埼玉大学・千葉大学・横浜国立大学)の教務担当係まで提出してください。
  • 休学期間は,1年以内とし,特別な事情がある場合は3年まで可能です。
  • 休学期間は,標準修業年限及び履修単位の関係で,年度を超えない範囲での申請となります。
  • 休学期間の区分
     4月1日から翌年3月31日までの1年間。
     4月1日から9月30日までの半年間。
     10月1日から翌年3月31日までの半年間。
  • 休学の申請は,所定の「休学願」と「指導教員の意見書」を提出してください。傷病による休学の場合は,前記2点の書類と医師の診断書を提出してください。
  • 書類提出の締切
     4月1日からの休学については,2月末日までとします。
     10月1日からの休学については,8月末日までとします。

休学願(及び指導教員の意見書)Word

このページのトップへ

復学

  • 復学を希望する場合は,以下の事項を確認し,書類を東京学芸大学大学院課博士課程係もしくは,自分の配置大学(埼玉大学・千葉大学・横浜国立大学)の教務担当係まで提出してください。
  • 復学は,本人の申し出によるものであり,休学期間が満了したからといって,自動的に復学となるものではありませんので,注意してください。
  • 復学を希望する者は,所定の「復学願」と「指導教員の意見書」を提出してください。
  • 書類提出の締切
      4月1日からの復学については,3月10日までとします。
      10月1日からの復学については,9月10日までとします。

復学願Word

このページのトップへ

退学

  • 本研究科には,「退学」と「単位修得満期退学」があります。
    「退学」:次の「単位修得満期退学」の要件に満たない者。
    「単位修得満期退学」:博士課程に3年以上(休学期間を除いて)在籍し,かつ20単位以上の単位を修得した者。
    以下,説明する部分の「退学」とは,両方を指します。
  • 退学を希望する場合は,以下の事項を確認し,書類を東京学芸大学大学院課博士課程係もしくは,自分の配置大学(埼玉大学・千葉大学・横浜国立大学)の教務担当係まで提出してください。
  • 退学は,本人の申し出により,許可を得なければならないものであり,在学年限(休学を除き,6年)を超えることになったからといって,自動的に退学となるのもではありませんので,注意してください。
     (在学年限を超えることになる際に,退学の手続きを取らない場合は除籍されます。)
  • 退学を希望するものは,所定の「退学願」,「単位修得満期退学願」と「指導教員の意見書」を提出してください。
  • 書類提出の締切
      3月末日からの退学については,3月10日までとします。
      9月末日からの退学については,9月10日までとします。

退学願(及び指導教員の意見書)Word
単位修得満期退学願(及び指導教員の意見書)Word

このページのトップへ

住所変更

 住所を変更した際には,所定の「住所変更届」と新住所に変更したことが確認できる書類(住民票の写し,免許証の写し,新住所に届いた郵便物の写し等)を変更後,速やかに大学院課博士課程係に提出してください。
    
住所・住所名称変更届Word

このページのトップへ

本籍地・氏名変更

 本籍地や氏名に変更があった際には,所定の「本籍地・氏名変更届」と変更前後の各内容が確認できる書類(戸籍抄本の写し,免許証両面の写し等)を変更後,速やかに大学院課博士課程係に提出してください。
    
本籍地・氏名変更届Word

このページのトップへ

通称名(旧姓)等使用

 本研究科(博士課程)において,通称名等を使用したい場合は「東京学芸大学における学生の通称名等の使用に関する要項」を読み,「通称名等使用申出書」に必要事項を記載のうえ,要項に書かれている『戸籍上の氏と旧姓の同一性の確認できる書類(戸籍抄本,運転免許書のコピー等)』といっしょに,大学院室博士課程係に提出してください。
 また,通称名等の使用を中止する場合は,「通称名等使用中止申出書」を,通称名等の使用を認めている旨を証明する文書の発行を希望する場合は,「学生の通称名等の使用について」を大学院課博士課程係に提出してください。
    
通称名等使用申出書(別記様式第1号)Word
通称名等使用中止申出書(別記様式第3号)Word
学生の通称名等の使用について(別記様式第4号)Word

このページのトップへ

各種証明書発行(成績,在学,修了見込)

本研究科で発行している証明書は次のとおりです。発行を希望する方は,証明書発行願に必要事項を記入し,提出してください。(提出先を必ず明記してください。複数を希望する場合には,すべての提出先を記入ください。提出先の記入が無い(足りない)場合は,発行できません。)

証明書発行願Word

  在学証明書
  在学証明書(英文)
  成績証明書
  成績証明書(英文)
  修了見込証明書

  • 発行期間については,「成績証明書(英文)」は,土日祝日を含めないで10日間,それ以外の証明書は,土日祝日を含めないで3日間です。
  • 申込み・受取り方法
    窓口・郵送・電子メールからお選びください。
    • 「窓口」
      あらかじめ証明書発行願をダウンロードし,必要事項を記入のうえ,事前に電子メールの添付ファイルにて送付するか,直接お持ちください。
      事前に電子メールにて送付され,取りに来る日を指定すると,便利です。
      ※学生証を必ず,お持ちください。
    • 「郵送」
      証明書発行願をダウンロードし,必要事項を記入のうえ,学生証のコピーと共に送付してください。その際に,出来上がり証明書の送付先住所も明記してください。
    • 「電子メール」
      証明書発行願をダウンロードし,必要事項を記入のうえ,添付ファイルにて送付ください。その際,本人確認のため,主指導教員の氏名をフルネームで,メールの文章中に記入してください。
      電子メールでの受取は出来ません。窓口か郵送のどちらで受取るかを明記し,郵送の場合は,送付先住所を明記してください。
  • 発行期間の日数には,郵送で要する日数は,カウントされておりません。
このページのトップへ

研究奨励費

研究奨励費募集要項

このページのトップへ

学生旅客運賃割引証

 発行を希望される場合は,学生旅客運賃割引証交付願に必要事項を記入し,提出してください。
 
学生旅客運賃割引証交付願Excel

  • 発行期間は,土日祝日を含めないで3日間です。
  • 申込み・受取り方法
    窓口・郵送・電子メールからお選びください。
    • 「窓口」
      あらかじめ学生旅客運賃割引証交付願をダウンロードし,必要事項を記入のうえ,事前に電子メールの添付ファイルにて送付するか,直接お持ちください。
      事前に電子メールにて送付され,取りに来る日を指定すると,便利です。
      ※学生証を必ず,お持ちください。
    • 「郵送」
      学生旅客運賃割引証交付願をダウンロードし,必要事項の記入のうえ,学生証のコピーと共に送付してください。その際に,出来上がり学割の送付先住所も明記してください。
    • 「電子メール」
      学生旅客運賃割引証交付願をダウンロードし,必要事項を記入のうえ,添付ファイルにて送付ください。その際,本人確認のため,主指導教員の氏名をフルネームで,メールの文章中に記入してください。
      電子メールでの受取は出来ません。窓口か郵送のどちらで受取るかを明記し,郵送の場合は,送付先住所を明記してください。
  • 発行期間の日数には,郵送で要する日数は,カウントされておりません。
このページのトップへ

授業料免除・奨学金

授業料の免除等

  授業料は,毎学年,春学期分(4月~9月)は4月末日までに,秋学期期分(10月~3月)は10月末日までに納入することになっていますが,経済的その他の理由により納入が困難な場合は,必要書類をそろえて所定の期日までに授業料の免除・徴収猶予等を願い出ることができます。
  授業料免除・収猶予等の申請手続案内は,本学のホームページ及び授業料免除の掲示板(自然科学系研究棟前)でお知らせします。
  なお,授業料免除・徴収猶予等を希望する場合は,本学ホームページの授業料免除から申請用紙等をダウンロード・プリントアウトして申請してください。
  ホームページ掲載〔前期:1月下旬予定,後期:7月上旬予定〕

授業料免除について


奨学制度

 経済的な理由により修学困難な学生は,以下に紹介する奨学金制度を活用してください。

日本学生支援機構奨学金

 日本学生支援機構の奨学金は,貸与奨学金で経済的理由により修学に困難がある優れた学生に対し貸与されます。本学では,この育英資金の貸与を希望する学生に対し,願書の受付,選考,推薦などの手続を行っています。

(1) 奨学金の種類
    第一種奨学金(無利息),第二種奨学金(有利息)
(2) 出願資格
    学業優秀,品行方正,健康で学資の支弁が困難であると認められる者
(3) 貸与月額と貸与期間
    (ア)貸与月額 平成22年度入学生の場合
   第一種 8万円,12万2千円から選択
   第二種 5万円,8万円,10万円,13万円,15万円から選択
(イ)貸与期間 最短修業年限の終期まで
(4) 募集期間
    学年始めに学内掲示により募集します。
注)家計急変等による緊急・応急採用は,随時募集します。
(5) 推薦と採用
    出願時に提出された学業成績,家計状況等について審査の上,日本学生支援機構に推薦します。採用決定・初回振込は,6月中旬頃です。採用者には,「奨学生証」,「奨学生のしおり」と「返還誓約書」を配付します。返還誓約書は,受領後すぐに作成・提出してください。
(6) 奨学金の交付方法
    日本学生支援機構から直接本人の銀行口座に振り込まれます。
(7) 奨学金継続願の提出
    採用された者は,定める期間内に東京学芸大学S棟2階4番窓口(学生課 学生支援係)に奨学金継続願の手続きをしてください。提出された奨学金継続願及び学業成績を総合的に審査し,翌年度継続の可否が認定されます。
(注)未提出者は貸与が廃止の措置を受けることがあります。
(8) 異動の届出
    休学,復学,退学,留学,住所変更,改姓等一身上の異動を生じたときは,速やかに東京学芸大学S棟2階4番窓口(学生課 学生支援係)に所定の届出をしてください。
(9) 返還誓約書
    21年度以前に採用された奨学生: 貸与終了年度(入学3年目)の11月頃(辞退・廃止等の場合は,その翌月)に配付する返還誓約書を作成・提出してください。
22年度以降に採用された奨学生: 貸与終了年度(入学3年目)の11月頃(辞退・廃止等の場合は,その翌月)に配付する「貸与奨学金返還確認票」の貸与・返還情報を確認してください。また,リレー口座の加入手続きをしてください。
(10) 返還免除制度
博士課程で第一種奨学金の貸与を受けた学生で,貸与期間中に特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した場合には,貸与期間終了時に奨学金の全部又は一部の返還が免除される制度です。返還免除申請は,貸与終了年度中の定める期間内に行ってください。必ずしも課程修了は要件とはしませんが,貸与終了時の在学している課程で特に優れた業績を挙げたことを必要です。なお,返還手続きを正しく行わない場合は,審査対象より外れます。
(11) 在学免除
博士課程在学期間中は,入学時に在学届をS棟2階4番窓口(学生課 学生支援係)経由で日本学生支援機構に提出することにより,学部や修士課程で借りていた同機構奨学金の在学猶予(返還猶予)を受けることができます。なお,留年した場合は,一年毎に申請が必要です。
(12) その他
    手続はすべて東京学芸大学S棟2階4番窓口(学生課 学生支援係)で指定する期間内に行っています。埼玉大学・千葉大学・横浜国立大学の配置学生については,直接窓口に来なくとも情報が取得できるように,案内についてはEメール,郵送等で対応しております。
このページのトップへ

修了された方の証明書

修了された方の証明書(修了証明書・成績証明書等)は,大学で一括して受付・発行しております。
各種証明書発行について


このページのトップへ