子どもの日本語教育(JSLカリキュラム)

 
JSLカリキュラムについて

JSLカリキュラムは、使いにくい、わからないといった声があります。確かにその面はあるでしょう。ただし、JSLカリキュラムの内容を全く知らずに、ただ使えないという批判にはきちんと応えていく必要があります。まず、JSLカリキュラムは、授業をつくるためのツールです。例えば、ひらがなしかわからない子どもに、算数の少数、分数の概念を教えるかを考えてみましょう。こうした子どもには、学習をスモールスッテプに分け、それぞれに学習支援と日本語の支援が必要になります。授業の段階を設定し、各段階での学習の支援と言葉の支援を体系的に示したのが、JSLカリキュラムです。各先生方が、通常の授業でやっていることを、意識し、工夫したものです。言葉の力も、学習についていく力もバラバラな子どもに対応するには、学習を一歩一歩進める必要があります。そのことで、学習の意欲をつけることも必要です。すぐに使える教材も大事ですが、目の前の子どもの学習を支えることが必要ではないでしょうか。要は、子どもの学習を支えるのがJSLカリキュラムです。まずは、参考にして授業をしてみませんか。

JSLカリキュラム(小学校編) JSLカリキュラムは、日本語を母語としない子どもたちの学習支援のためのカリキュラムです。文部科学省が2001年度より開発しているカリキュラムです。小学校の「トピック型」JSLカリキュラムと「教科志向型」JSLカリキュラムの概略について解説しています。また、「外国人児童の教科と日本語」シリーズ(スリーエーネットワーク刊)として市販されていますので、参照ください。
JSLカリキュラム(中学校編) 国語科、数学科、理科、社会科、英語科を開発しました。2007年3月に公表しました。
マルチメディア にほんごをまなぼう

マルチメディア「にほんごをまなぼう」は、初期日本語指導のマルチメディア教材です。ワークシートもありますが、残部が少なくなりました。連絡してみてください(なくなった場合はご容赦のほどを)。

JDL(Japanese Language Development)カリキュラム JSLカリキュラムは文科省が中心になって開発したものですが、これを発展させていくことを考えています。教育現場で使いやすいものにしたいと考えています。特に、豊富な学習支援と言葉(日本語、母語の両方)の支援を単元ごとに用意する必要があります。日本の子どもにも役立つものです。
 

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