平成253

 風疹が流行していますので注意してください

 


保健管理センター

 

今年に入ってから風疹患者数は過去5年と比べ最悪のペースで増加しています。

今後、本学でも感染者が増える可能性があります。

 風疹は子供では比較的軽くすみますが(まれに重篤な合併症が発生することはあります)、大人がかかると、一般に症状が強く出ます。また、妊娠初期の女性が風疹にかかると、生まれてくる子どもが難聴や心疾患、白内障や緑内障などのなどの先天性風疹症候群になることがあります。

 今回の流行では患者の4分の3が男性で、年代別では20代〜40代男性と20代女性が多いという傾向があります。ワクチンの接種機会がなかったことが背景にあるとみられ、家庭や職場、学校などで感染を広げてしまうことが懸念されています。

男女を問わず、免疫のない人は予防接種(ワクチン接種)をして、今のうちに免疫をつけておくことが重要です。

 

具体的には

 1)風疹にかかったことがある

 2)風疹の予防接種を2回受けている

 3)最近、風疹(または風疹・麻疹の混合ワクチン)の予防接種を受けた 

 のいずれにも該当しない人は、風疹の予防接種を受けることをお勧めします。

 

 また、過去に風疹にかかったことがある、あるいは風疹の予防接種を受けたことがあっても、再度予防接種を受けることによる特別な副反応が起こることはないとされていますので、はっきりしない場合は、予防接種をうけることをお勧めします。

 

1.風疹とは

 風疹ウイルスによっておこる感染症で、主な症状は発疹、発熱、リンパ節の腫れです。潜伏期間は2−3週間(平均16−18日)で、ウイルスに感染しても明らかな症状が出ないまま免疫ができてしまう人(不顕性感染)も15−30%程います。一度かかると、大部分の人は生涯風疹にかかることはありません。

一般には流行のピークは春先から初夏にかけてです。以前は、発症は1−9歳が多かったのですが、近年は多くが成人男性です。風疹ウイルスは患者さんの飛まつ(唾液のしぶき)などによってほかの人にうつります。発疹のでる2−3日まえから発疹がでたあと5日くらいまで(発疹の出る前後1週間と覚えましょう)の患者さんは感染力があると考えられています。

感染力は、麻疹(はしか)や水痘(水ぼうそう)ほど強くありませんが、大人がかかると、発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、関節痛が強いことが多いとされています。

 

 

2.治療・予防

 ○特異的治療法はなく、対症的な治療になります。発熱、関節痛などに対して解熱鎮痛剤を用います。

 ○確実な予防法は予防接種を受けることです。

抗体を持っていない人は、今のうちに予防接種を受けて免疫をつけましょう。

 ○注意点

 ・全身性の発疹や発熱などの症状が現れたら、すぐに医療機関を受診しましょう。

 ・インフルエンザ同様、症状がある時はマスクを着用する、咳エチケットを守るなど、

感染を広げないようにしましょう。

 ・日頃から手洗い、うがいをこまめにしましょう。

 注)学校保健安全法では、風疹と診断されたら発疹が消失するまでは登校禁止となって

います。(公欠になります。)

 

3.風疹ワクチンについて

1)多くの医療機関で、有料で接種できます(料金は医療機関により異なります)。

  風疹・麻疹混合ワクチン:110,000(〜8,000)円位。

(風疹ワクチン単独は1回約6,000(〜5,000)円位ですが、現在、殆どの医療機関で在庫はありません)。

2)多くの市町村では、妊娠を希望する女性と妊娠中の女性の夫に対して、予防接種の助

  成を実施しています。詳しくはこちらを。

→ 

小金井市HP

http://www.city.koganei.lg.jp/kakuka/fukushihokenbu/kenkouka/info/huusinnhojo.html

東京都HP

http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/rubella/vaccine/

 



過去のお知らせに戻る
 

 

TOPページに戻る