朝ごはん、食べてますか?

 

保健管理センター 丸山志保

 


 

みなさんは毎日朝食を食べていますか?

朝食の欠食率は男女ともに20歳代で最も高く、平成26年「国民健康・栄養調査」では男性で37.0%、女性で23.5%となっています。

勉強に部活、アルバイトなど日々の忙しい生活の中で、朝食にゆっくり時間をかけることは難しいかもしれませんが、朝食は1日を過ごすための大事なエネルギー源であり、さまざまな効果があります。

 

 

〜朝食の効果〜

 

脳のエネルギー補給

私たちの脳はブドウ糖をエネルギー源として使っています。ブドウ糖は寝ている間にも消費されるため、朝食をとらないと脳にエネルギー源が供給されず、集中力・記憶力が低下したり、眠気を感じたりすることがあります。

 

体内時計をリセットする

1日は24時間ですが、ヒトの体内時計は24時間よりもやや長いため、そのままだと誤差が生じ、1日のリズムがずれてしまいます。この誤差をリセットするのが太陽の光と朝食です。

起床後、太陽の光を浴びると、体内時計をつかさどる時計遺伝子が働き、体内時計がリセットされます。また、朝食をとることで、睡眠中、飢餓状態にあった身体に朝だと認識させ、体内時計をリセットする効果があります。

 

体温を上昇させる

朝食を食べると、胃や腸などの消化管全体が動き出し、熱を発します。それにより、体温が上昇し、眠っている体を目覚めさせることができます。

 

便秘の予防

胃の中に食べ物が入ってくると、それを受けて大腸が蠕動運動を起こし、便をS字結腸から直腸へ送り出します。朝食欠食により生活リズムが乱れ、それが便秘の原因となることもあります。

 

 

朝食をとらない理由として「少しでも長く寝ていたい」「食欲がない」などあると思いますが、体をすっきり目覚めさせ、気持ちよく1日をスタートさせるためにも、朝食を抜かず、3食規則正しく食べることを意識してみてはいかがでしょうか。

 

 




〈参考〉

・文部科学省 家庭で・地域で・学校でみんなで早寝早起き朝ごはん−子どもの生活リズム向上ハンドブック−

・早寝早起き朝ごはん全国協議会 http://www.hayanehayaoki.jp/index.html