警 告  WHOは新型インフルエンザの警戒水準を「5」に引き上げました。

                          平成21430

                                保健管理センター

石井 彰 

世界保健機関(WHO)は29日夜(日本時間30日朝)、豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザの警戒水準(フェーズ)を「4」(人から人への感染が増加している証拠がある)から「5」(2カ国以上で人から人への感染が拡大)に引き上げました。

世界保健機関のチャン事務局長は「パンデミックが差し迫っているとの強い警告」と述べ、人類全体が深刻な危機にさらされているとの認識を示しました。

日本では現在、「第1段階・海外発生期」として定められている対策が実行されており、ウイルス侵入を防ぐための検疫強化などの「水際対策」や、タミフルをはじめとした医療品確保の確認作業などが進められています。今後、国内へのウイルス侵入が確認されれば、「第2段階・国内発生早期」へと移り、学校の休校や、外出や集会の自粛要請、企業の業務縮小が要請されることになります。また、状況によっては対策が前倒しされることもあります。

事態は刻々と変化していますので、引き続き本学ホームページやホケカンホームページ、関連情報ホームページに注意するとともに、冷静な対応をお願いします。

現時点における注意点を以下に記します。

<海外渡航について>

現時点ではWHOは、「各国に対して国境の閉鎖や渡航の制限は勧告しない」と述べていますが、具合の悪い人はもちろん、不要不急の人は渡航しないよう求めています。

海外渡航に関して、本学では全員届け出をするようになりましたのでご注意ください。

詳細は本学ホームページに掲載中です。

 渡航先では、人混みを避ける、うがい、手洗い、マスク着用などの対策をお勧めします。

また、鳥インフルエンザの脅威がなくなったわけではありませんので、引き続き鳥インフルエンザに対する注意も必要です。

<国内での注意>

国内でもいつ発生するか分からない状況です。やはり、外出に際し、人混みを避ける、うがい、手洗い、マスク着用などの対応をお勧めします。

<今後の学校などでの対応>

日本国内で発生した場合(第二段階以降)にそなえ、文部科学省等からの臨時休業等の情報提供や要請に速やかに対応できるよう連絡網等について整備・確認しておくことが重要になります。

国内で新型インフルエンザが発生した場合

患者が確認された都道府県は、地域における学校等の臨時休業、集会や催し物、コンサート、映画上映、スポーツイベント等不特定多数の者が集まる活動の自粛、外出の自粛や公共交通機関の利用自粛を適宜呼びかけ、患者が確認されていない都道府県においても、近隣の都道府県で患者が確認された場合は、住民の生活圏や通勤、通学の状況等も踏まえて、これらの対策の実施について検討することになります

学校等の臨時休業について

都道府県は、管内で新型インフルエンザが発生して、感染症法第15 条の規定に基づく積極的疫学調査を実施した結果、必要があると認めた場合、学校等の設置者に対し、臨時休業を要請する。

学校等の設置者は、都道府県の要請を踏まえ、臨時休業の開始と終了を判断し、実行する。学校等の臨時休業が実施された場合、都道府県教育委員会等は、速やかに文部科学省へ報告し、同省などから全国の都道府県教育委員会等に周知する。

臨時休業の開始時期及び終了時期の基本的考え方は、次に掲げるとおりであるが、地域の実情に応じて、判断されるものとする。

[開始時期]

原則として、都道府県において第1 例目の患者が確認された時点とする(ただし、管内での感染拡大が否定される場合を除く。)。なお、都道府県は、生活圏や通勤、通学の状況等を勘案して、市区町村単位で臨時休業の開始時期の要請の判断を行うこともあり得る。

また、患者が確認されていない都道府県においても、近隣の都道府県において学校等臨時休業が実施された場合は、生活圏や通勤、通学の状況等を踏まえ、学校等の臨時休業ついて検討し、必要であれば要請する。

学校等の設置者は、都道府県の要請を踏まえ、臨時休業の開始について判断し、実行する。

関連情報

◆厚生労働省(新型インフルエンザ):

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

◆国立感染症研究所(豚インフル):http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/index.html

文部科学省のホームページ:http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/11/05112500.htm
◆外務省 海外安全ホームページ:http://www.pubanzen.mofa.go.jp/
◆厚生労働省(海外渡航者のための感染症情報):http://www.forth.go.jp/

◆在外公館リスト:http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/index.html

◆外務省豚インフルエンザ電話相談窓口
  電話:03-5501-8000(内線)462546274629

政府行動計画、各種ガイドライン

 内閣官房 http://www.cas.go.jp/jp/influenza/index.html

◆国立感染症研究所(鳥インフル):http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html

◆厚生労働省(鳥インフルエンザ):http://www.mhlw.go.jp/houdou/0111/h1112-1f.html





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