背景・趣旨

 現代の学校教育をめぐる問題が多様化・複雑化する中、①初等・中等学校で教える一般教員の養成の質保証、②それら一般教員の教育力を各学校および各地域でまとめあげ、発揮させるべき校長や指導主事等、教育指導職の養成の質保証、③一般教員及び教育指導職の養成を担う大学教員の養成の質保証、これら3つの層の教員養成の質保証が相互に関連したかたちで問題化している。
 これらの課題を共有する東アジアの大学間で体系的な研究組織を編成、国際共同研究を実施して、その解決策を探る。また、その連携結果に基づいて東アジアの教員養成系大学と連携した博士課程特別コースの整備をする。