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「東京学芸大学 次世代教育研究推進機構」 -経団連にてOECDとの次世代人材育成の取組を説明-

2016/04/01

東京学芸大学次世代教育研究推進機構(NGE)は,4月7日に経団連会館で開催された一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)教育問題委員会(委員長:中西宏明日立製作所取締役会長)において,「次世代を担う人材を育成するために求められる教育改革」の説明を行いました。参加者は約60名でした。

次世代教育研究推進機構では,OECDのEducation2030事業の一環として,グローバル人材の育成をめざした小中学校段階での知識・スキル・情意特性の授業のあり方,および新学習指導要領に対応した学習評価の実際に関する研究を推進しています。

説明は,岸学次世代教育研究推進機構特命教授(プロジェクトリーダー)より,「21世紀型学力」とその指導を担う教師の役割,教員養成の在り方をテーマに,現在の取組と成果を紹介しました。特に,小学校の授業映像(国語・理科・体育)を示し,何が育成のポイントかを具体的に例示しました。また,スキルと情意特性面の育成可能性について,小中学校教員はどのように評価しているかの調査結果を示し,これからの教員に必要な資質・能力とその養成のあり方に関する論議を紹介しました。

委員からは,小中学校段階での人材育成の重要性,グローバル人材に必要な要素のとらえ方,日本に求められている情意特性の構成内容,少人数学級での育成の方法などについての質問とそれに対する意見が交わされました。

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