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成果の発信

プロジェクトの成果(ビデオ教材,書籍,研究論文等)

シンポジウム

2019年度末時点での研究成果を「次世代型コンピテンシー育成のための指導・学習・研修のあり方とは?—OECDとの協働によるカリキュラム・指導法の提案—」と題して,まとめたものです。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から参加型の実施を中止したシンポジウムの発表資料を公開しています。

成果紹介映像

エージェンシーについての研究の成果

東京学芸大学次世代教育研究推進機構では、エージェンシーを研究する部門を設け、OECD、ISN(日本イノベーション教育ネットワーク(協力OECD))と連携を図りながら研究を進めています。道徳教育、特別活動を中心に、日本の学校教育におけるエージェンシーの理解と、エージェンシーを育む授業や活動についての研究を行っています。

ビデオ教材・冊子等(主な対象:小・中学校教員)

コンピテンシーの育成を目標に行われた様々な教科等の授業映像を視聴することができます(各45~50分)。研究授業をオンラインで視聴することをイメージしたもので,授業を複数の視点から見たり,授業者の解説を聞いたり,指導案などを見たりすることができる他,授業にコメントをつけることもできます。
※利用には利用者登録が必要です。

    

教員免許状更新講習の選択必修講習として,コンピテンシーを小・中学校の教科等の授業の中で育成する際の考え方と授業映像による実践例を紹介します。公益財団法人才能開発教育財団が実施するeラーニング講習として受講できます。
※受講には,同財団HPを通じて受講申し込みが必要です。

OECDが提案する2030年の世界を生きる子どもたちに必要な力の枠組み「学びのコンパス2030」に準拠して,それぞれの力を育成する授業の事例を5分程度のショートビデオにまとめました。一部のビデオは,各国に紹介すべき事例としてOECDに採択されました。

子どもたちに「批判的思考力」「好奇心・探究心」といった力を育成するためには,授業の中にどのような工夫や手立てを入れたらよいかを,実際の授業映像をまじえて解説したビデオ教材です(各20分程度)。

出版物等

道徳,総合的な学習の時間,特別活動,ICT活用に焦点をあて,資質・能力(コンピテンシー)の評価の方法やポイントを紹介した書籍です。当機構において2016~2018年度に実施した資質・能力(コンピテンシー)の評価に関する研究を一般向けに解説しました。

岸学(監訳),関口貴裕・細川太輔(編訳),北大路書房,2016年9月刊
21世紀に求められる「資質・能力」について,知識,スキル,人間性,メタ学習という4つの次元を関連させて育成することの重要性を提案した書籍を翻訳したものです。本プロジェクトのコンピテンシーのとらえ方にも大きな影響を与えました。

変革を起こすために目標を設定し,振り返りながら責任ある行動をとる能力」(OECD,2019)である「エージェンシー」という概念について,その一解釈をマンガを用いて分かりやすく解説した冊子です。web上で無料公開しておりますので,ぜひ議論の材料としてご活用ください。

研究活動報告書

 次世代教育研究推進機構が実施した各プロジェクトの研究活動報告書です。

    1. 「OECDとの共同による次世代対応型指導モデルの研究開発」プロジェクト 平成27年度研究活動報告書
    2. 「OECDとの共同による次世代対応型指導モデルの研究開発」プロジェクト 平成28年度研究活動報告書
    3. 「コンピテンシーの育成と評価」プロジェクト 平成28年度研究活動報告書
    4. 「OECDとの共同による次世代対応型指導モデルの研究開発」プロジェクト 平成28年度研究活動報告書(中学校授業分冊版)
    5. 「OECDとの共同による次世代対応型指導モデルの研究開発」プロジェクト 平成28年度研究活動報告書(小学校授業分冊版)
    6. 「OECDとの共同による次世代対応型指導モデルの研究開発」プロジェクト 平成27~29年度研究活動最終報告書

研究論文等(主なもののみ)

  1. 後藤貴裕・西村圭一 (2016). 「高等学校情報科において乱数シミュレーションによるモデル化を通した数理科学的意思決定能力の育成を図る授業実践の事例研究」 科学教育研究, 40(2), 198-208.
  2. 荒川雅子・藤川和俊・上野佳代・朝倉隆司 (2017). 「中学校の保健授業における資質・能力の育成 -知識、スキル、態度・価値の相互作用を中心に-」 東京学芸大学紀要 芸術・スポーツ科学系, 69, 205-221.
  3. 松尾直博・永田繁雄・竹井秀文 (2017). 「次世代対応型教育モデルの視点を生かした道徳科授業分析の試み」 東京学芸大学教育実践支援センター紀要, 13, 55-63.
  4. 山田一美・阿部隆行・相田隆司・西村徳行・栗田勉 (2017). 「美術科授業における汎用的スキルと態度・価値の相互作用に関する事例研究」 東京学芸大学紀要 芸術・スポーツ科学系, 69, 87-112.
  5. 荒井正剛 (2018). 「「世界の諸地域」学習における価値認識に関わる学習指導について」 東京学芸大学紀要 人文社会科学系 II, 69, 1-11.
  6. 萬羽郁子・藤田智子・藤澤圭・大竹美登利 (2018). 「小学生の寒い季節の住まい方に関する実態調査と授業による変化」 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 69(2), 353-361.
  7. 林尚示・杉森伸吉・布施梓・元笑予 (2018). 「小学校学級活動の授業を評価する方法の開発に関する研究」 教育実践学会 教育実践研究, 21, 109-120.
  8. 細川太輔 (2018). 「調査研究の意義と役割 ー東京学芸大学『OECDとの共同による次世代対応型指導モデルの研究開発』の事例からー」 国語科教育における調査研究, 全国大学国語教育学会, 54-59.
  9. 宮内卓也・中野幸夫・鎌田正裕 (2018). 「次世代の資質・能力の育成を意識した授業-中学校理科「化学変化と質量保存」を例に-」. 東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要, 14, 69-76.
  10. 関口貴裕 (2018). 「日本の学校教育における各教科等の学びで育成可能なコンピテンシーの関係性」 東京学芸大学紀要 総合教育科学系I,69, 179-189.
  11. 鄭谷心・宮澤芳光・関口貴裕 (2018). 「初等中等教育における汎用的スキルの評価の現状と課題―現職教員に対する調査の分析と考察から―」 日本教育大学協会研究年報, 36, 107-120.
  12. 藤川和俊・藤田智子・大竹美登利 (2019). 「洗剤の選択を題材とした中学校家庭科授業による生徒の変容 -汎用的スキル,態度・価値の変容を中心に-」 日本教科教育学会誌, 日本教科教育学会 42,2, 77-88.
  13. 藤田智子・萬羽郁子・沼田真美・西岡里奈・大竹美登利 (2019). 「家庭科の授業で育まれるコンピテンシーの検討 ―小学生の寒い季節を過ごすことに関する学習の自己評価を通して―」 東京学芸大学紀要 総合教育科学系Ⅱ, 70, 31-40.
  14. 林尚示・杉森伸吉・布施梓・元笑予 (2019). 「『東京学芸大学版特別活動評価スタンダード&シート』の教育実践への適用―小学校の児童会活動、クラブ活動、学校行事を通して」 日本教育大学協会研究年報, 37, 55-66.
  15. HAYASHI Masami, SUGIMORI Shinkichi, FUSE Azusa, YUAN Xiaoyu, and SHIMOJIMA Yasuko.(2019). “Transformative Competencies to be Nurtured in Japanese Elementary School Classroom Activities: Analysis by the OECD Learning Compass 2030”. 関係性の教育学会, The Journal of Engaged Pedagogy. 18, 105-119.
  16. 本田千春 (2019). 「社会的文脈における問題を幾何学化し解決する力を育む教材の開発」 教材学研究, 日本教材学会  30, 53-60.
  17. 神門大輔・仲宗根森敦 (2019). 「倒立静止の指導に関する発生運動学的研究 — 体操競技初心者の男子大学生を例に—」 東京体育学会研究, 東京体育学会, 11, 1-8.
  18. 松井直樹・倉澤順子・荒川雅子・阿部隆行・朝倉隆司 (2019). 「OECDとの共同による次世代対応型指導モデルの研究開発プロジェクト -小学校体育科保健分野における汎用的スキルと態度・価値の変容-」 東京学芸大学紀要 芸術・スポーツ科学系, 70, 197-219.
  19. NISHIMURA Kei-ichi, and HONDA Chiharu. (2019). “Task Design to Foster the Competence on Social Decision Making on Mathematics Education” Avances de Investigacion en Educacion Matematica, Spanish Society for Research in Mathematics Education. 15, 57-73.
  20. 大竹美登利・藤田智子 (2019). 「小学校家庭科みそ汁の授業で育む資質・能力の分析 ―次世代対応型指導モデルの研究開発の一環として―」 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 70, 41-52.
  21. 島田和典・佐枝佑哉・島田英昭・中原久志 (2019). 「切削加工の温度変化に着眼した安全教育用ディジタルコンテンツの制作-視線追跡による評価に焦点をあてて」 工業技術教育研究, 日本工業技術教育学会  24, 1, 1-8.
  22. 曹蓮・大谷忠・浦山浩史 (2019). 「汎用的スキルと態度・価値の育成に関する授業実践―中学校技術科の授業分析を通して―」 技術科教育の研究, 日本産業技術教育学会, 24, 27-36.
  23. 田邊裕子・髙田太樹・宮内卓也・中野幸夫・鎌田正裕 (2019). 「中学校理科授業における資質・能力の育成の特徴:実験計画の立案を重視した授業を例に」 理科教育学研究, 日本理科教育学会 60,2, 317-331.
  24. 蛯名 哲也・宮澤芳光・森本康彦 (2020). 「項目反応理論に基づく学習状況可視化システムの開発と評価」  教育システム情報学会誌, 教育システム情報学会, 37, 4, 317-329.
  25. 元笑予・布施梓・柄本健太郎・永田繁雄・松尾直博 (2020). 「道徳教科書の傾向をデータから探る -基礎的データを踏まえた実証的な授業と研究のために-」  東京学芸大学教職大学院年報, 8, 33-44.
  26. HASEGAWA Yuka (2020). “Tedate and an emergentist theory of children’s agency” Pedagogy, Culture & Society, Tailor & Francis, https://doi.org/10.1080/14681366.2020.1777581
  27. 林尚示・林明煌 (2020). 「日本の特別活動・総合的な学習の時間と台湾の綜合活動の比較 ― OECDのコンピテンシーとAgency,国連のSDGs,国際バカロレアの学習者像を視点として―」 日本学校教育学会年報, 2, 29-40.
  28. HAYASHI Masami, SUGIMORI Shinkichi, FUSE Azusa, YUAN Xiaoyu, and SHIMOJIMA Yasuko. (2020). “Agency Development and Evaluation Scenes of the ‘Unit of Inquiry Learning,’ an Integrated Subject of Period for Inquiry-Based Cross-Disciplinary Study’ and ‘Extracurricular Activities’: A Case Study in the ‘Unit of Inquiry Learning’ of the Tokyo Gakugei University Oizumi Elementary School”. The Journal of Engaged Pedagogy, 関係性の教育学会, 19, 1-12.
  29. 林尚示・杉森伸吉・布施梓・元笑予・下島泰子 (2020). 「小学校の総合的な学習の時間と特別活動での主体的に学習に取り組む態度の育成― OECDによる生徒エージェンシーとSDGsとの関連を模索する授業分析 ―」 教育実践学研究, 教育実践学会, 23, 27-36.
  30. 松尾直博・翁川千里・押尾惠吾・柄本健太郎・永田繁雄・林尚示・元笑予・布施梓 (2020). 「日本の学校教育におけるエージェンシー概念について-道徳教育・特別活動を中心に-」 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 71, 111-125.
  31. 松尾直博・柄本健太郎・永田繁雄・林尚示 (2020). 「「生きる力」とエージェンシー概念の検討-中央教育審議会の答申や学習指導要領を中心に」  東京学芸大学教育実践研究, 16, 147-158.
  32. 扇原貴志・柄本健太郎・布施梓・翁川千里・松尾直博 (2020). 「日々の学習を通して得られる中学生のウェルビーイングと生徒エージェンシー」  東京学芸大学教育実践研究, 16, 159-169.
  33. 扇原貴志・柄本健太郎・押尾恵吾 (2020). 「中学生における生徒エージェンシーの関連要因および中学生が重視するウェルビーイングの分野」 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 71, 669-681.
  34. 曹蓮・大谷忠・田邊裕子・布施梓・浦山浩史 (2020). 「汎用的スキルと態度・価値の育成に関する技術科授業の実践―個人課題とグループ活動を組み合わせたアクティブラーニング型授業を通して―」  技術科教育の研究, 日本産業技術教育学会技術教育分科会, 25, 19-30.
  35. 柄本健太郎 (2020). 「資質・能力の育成に向けた『教育方法・技術論』の工夫 ―OECD Learning Compass 2030の視点を踏まえて―」 実践女子大学教職センター年報, 3, 35-44.
  36. 柄本健太郎・松尾直博 (2020). 「生徒と教師のCo-agencyとは── 共に学びを創ることの困難さ,必要な力と学校体制 ──」  東京学芸大学教育実践研究, 16, 179-187.
  37. 雨宮沙織・柄本健太郎 (2021). 「OECD Future of Education and Skills 2030プロジェクトにおけるコンピテンシーに関する議論の変遷 ―OECDラーニング・コンパス(学びの羅針盤)2030に着目して―」 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 72, 579-588.
  38. 雨宮沙織・柄本健太郎・扇原貴志・関口貴裕 (2021). 「児童・生徒の資質・能力育成に関する教員研修の実態―オンライン研修に着目して―」  日本教育大学協会研究年報, 39, 51-62.
  39. 元笑予・下島泰子・林尚示 (2021). 「OECDのエージェンシー理論と小学校児童への質問紙調査の事前事後比較を通した学級活動でのエージェンシーの育成の検討」 The Journal of Engaged Pedagogy,関係性の教育学, 関係性の教育学会, 20, 1-9.
  40. 元笑予・下島泰子・永田繁雄・松尾直博 (2021). 「小中学校における道徳教育の評価のあり方ー教師用指導書の分析とセミナー調査結果からー」 The Journal of Engaged Pedagogy,関係性の教育学. 関係性の教育学会, 20, 185-203.
  41. 林尚示・元笑予・下島泰子 (2021). 「特別活動と総合的な学習の時間で育成されるAgencyとコンピテンシー―OECD及び文部科学省の視点から見た小学校の教育実践―」  東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 72, 75-84.
  42. 翁川千里・扇原貴志・柄本健太郎・松尾直博 (2021). 「中学生と高校生における生徒エージェンシーとコンピテンシーの関連」 東京学芸大学紀要. 総合教育科学系, 72, 157-167.
  43. 関口貴裕・宮澤芳光 (2021). 「小・中学校教育における各教科等の学びで育成可能なコンピテンシーに関する検討」 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 72, 117-128.
  44. 下島泰子・林尚示・元笑予 (2021). 「総合的な探究の時間と特別活動においてエージェンシーの育成をめざす教材の検討―教材の要素抽出の試み―」  The Journal of Engaged Pedagogy,関係性の教育学, 関係性の教育学会, 20, 11-23.
  45. 曹蓮・田邊裕子 (2021). 「教科教育を通し育成を目指す汎用的資質・能力の検討ー学習指導要領における国語科,美術科,技術科の比較分析を通して-」 The Journal of Engaged Pedagogy,関係性の教育学, 関係性の教育学会, 20, 167-184.
  46. 曹蓮・田邊裕子・荒井正剛・上園悦史 (2021). 「中学校社会科授業において育成される資質・能力の検討-資質・能力の相互作用による批判的思考力の育成プロセスに焦点を当て-」 The Journal of Engaged Pedagogy,関係性の教育学, 関係性の教育学会, 20, 91-103.
  47. 鈴木聡 (2021). 「体育授業における認識学習」  広島大学附属小学校学校教育研究会, 1241, 6-13.

NGE通信

 次世代教育研究推進機構の活動を紹介する通信です。

  1. NGE通信vol.1(2016.2.15発行) ↔ English version
  2. NGE通信vol.2(2016.6.15発行) ↔ English version
  3. NGE通信vol.3(2016.10.17発行) ↔ English version
  4. NGE通信号外(2016.12.20発行)
  5. NGE通信vol.4(2017.5.17発行) ↔ English version
  6. NGE通信vol.5(2018.2.19発行) 
  7. NGE通信vol.6(2018.6.18発行)
  8. NGE通信vol.7(2019.2.18発行)
  9. NGE通信vol.8(2020.3.25発行)