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小型衛星プロジェクト


1980年代より多種多様な観測から、電離圏おいて地震に伴うと思われる異常現象が報告されている。もし地震との因果関係が定量的に評価されれば予知に役立つのは可能性がある。 しかし電離圏の異常と大地震の因果性をこれら解明の出発点となると思われる統計を用いて示すのは難しい。 なぜならマグニチュード7以上の大地震は、全地球上で年間10〜20程度発生しているが、定点地上観測で、有意な統計結果を得られるイベントを観測するためには1000年単位の時間が必要となる。 これに対し、衛星観測が一つの解決策となり得る。2004年6月、フランス宇宙研究センターのDEMETERという同様の衛星は打上げに成功し、多くの知見が得られた。


The 2nd Mission Idea Contest

Project of Micro-Satellite Constellation for Earthquake Precursor Study (日本、学芸大・慶大等) 地震先行現象の解明のため、太陽活動周期となる11年間以上にわたり、電離圏の有望な先行現象を継続的に観測。
50s級の衛星および2Uのキューブサットによる衛星群。
2012年10月10日名古屋で行われた超小型衛星の利用をアイディアを競う国際コンテストにおいて我々の日本チームが衛星アイディアおよび設計部門で第2位を獲得しました。

NHK科学文化部ブログ(かぶんブログ)

ELMOSワーキンググループ設立提案書