監修者あいさつ

「子どもの<問題>はwithではなく、inで理解したい。」

これはこのプロジェクトを設計するにあたっての基本思想でした。

いじめをするという悪い問題を持った(with)子ども、ではなく いじめにはしらざるを得ない環境の中に(in)置かれた子ども。

不登校や怠学など怠ける悪い癖を持った(with)子ども、ではなく 学校に行って勉強する意欲を削がれる環境の中に(in)置かれた子ども。

暴力行為等の反社会的行動を起こす(with)困った子ども、ではなく 反社会的という意味が理解できないような環境の中で(in)育った子ども。

<子どもの問題>はこうした<in>の発想で捉えた子どもにとっての困難を表しています。しか しながら、<子どもの問題>の全体像や「いじめ、不登校、暴力行為」等々の目に見える行動と 貧困や家庭崩壊といった環境要因がどのように関連しあっているのか、等については決して十分 な議論や研究がなされているとは言えません。

本プロジェクトでは小金井市教育委員会スクールソーシャルワーカー派遣事業と協働したフ ィールド研究や定期的研究会、そして電話・メールによる<子どもの問題>相談等を通して、少 しでも<子どもの問題>とその支援システムの開発に寄与したいと願っています。

皆様からの様々なご支援、ご協力を頂けますよう、お願い申し上げます。

<子どもの問題>支援システムプロジェクト
代表 加瀬 進(東京学芸大学教授)

 

 

 

 

 

 

 

 

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