公開研究会・フォーラムについて―プロジェクトメンバーより
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公開フォーラム 2日目(12月5日)
「学校における子ども支援のあり方~アメリカの実践に学ぶ~

2010.12.5 馬場 幸子

 公開フォーラム2日目は、午前中にMary Bragg氏とBrenda Lindsey氏からアメリカ・イリノイ州でのスクールソーシャルワーク(SSW)実践について、午後に山下英三郎氏と大崎広行氏から日本におけるSSW実践・研究の現状についてお話をいただき、最後にこの4者でこれからの日本のSSWの展望と課題について意見交換をしていただいた。私は、20年近く前に山下氏(当時日本で唯一のSSWer)に出会ったことがきっかけで10年前にアメリカにSSWを勉強しに行った。昨年日本に帰国すると、日本ではSSWが全国展開を始めていた。日本のSSW事情はこの20年で大きく変化しており、今回の催しは、私にとってはとても感慨深いものであった。

  公開フォーラムでLindsey 氏は、SSWにおけるEBP(エビデンスに基づく実践)の重要性をお話しされた。山下氏も、今後日本のSSWを展開する上ではSSWが専門職としての独立性を確保することが必要で、そのためにはSSWの考え方や活動内容を明確にし、伝えていくことが大切だと述べておられた。<子どもの問題>支援システムプロジェクトでは、国内外で活動しているSSWersから英知をかりつつ、小金井市でのSSW活動において実績(エビデンス)を積み重ねることで、小金井市SSW派遣事業、ひいては日本全体のSSW活動の質向上・子ども家族支援力の向上に寄与できることを願っている。

**来日の折にBragg氏・Lindsey氏は小金井市内の小中学校や府中市の特別支援学校を訪問し、日本の事情についても理解を深め、我々のプロジェクトへの支援を申し出てくれた。以降、プロジェクトでは彼らとメールの交換を続け、3月末、馬場と山崎がアメリカのSSW学会(SSWAA)に出席した折には、Lindsey氏仲介のもと、SSWAA幹部をはじめとする学会員との交流の機会を得た(別途、HPにて報告)。

 

 

 

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