イベントレポート
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ベトナム研修レポート 2011.

 本プロジェクトでは、社会福祉がわかる教員・教育がわかるソーシャルワーカーの育成を目指し、 広く<子どもの問題>について関心のある学生らで、さまざまな取り組みをしていこうと計画中です。
 第一回めは11月18日から22日にかけて、熊本のベトナム育英会さんのお手伝いとしてベトナムの枯れ葉剤被害を受けた子どもたちへオーダーメイドの車いすをプレゼントしに行きます。その時のレポートを公開いたします。


ベトナムレポート
はじめに
参加者リスト
事前研修
旅行日程
メモ
学生レポート
清水友貴
播磨祥帆
松尾不二子
小池真理
山城実央
永田沙夕
町田咲
小泉悠
佐久間夏未
以前のレポート
[2010.10.23-24]
日本のスクールソーシャルワークは今
[2010.09.25]
子どもを中心とした総合的な支援を目指して
チラシ(PDF)

1年 佐久間夏未

 4日目は、以前、今回のような交流会でベトナムの子どもたちに、「行ってみたいところは?」という質問をしたときに真っ先に答えた場所であるという、スイティエン公園ウォーターパークに訪れた。ここは、テーマパークのようなところで、中に遊園地の要素も動物園の要素も持った大規模な施設であった。

 どんな所なのかとわくわくしながら、入口のところで今回交流する方たちと合流することとなった。初めは出会ったばかりの微妙な距離感があったが、目が合えば笑顔を見せてくれる素敵な方たちに、こちらも自然と笑顔になれていた。園内は、モニュメントもアトラクションも驚くものばかりで、言葉が通じなくても、同じことに驚き、同じことに笑っているのがわかり、気持ちが通じ合っていることを素直に感じられた。

 そのような中で、途中から私は1人の女性と一緒に歩いていた。足に障害があり、とても歩きにくそうで、手をつないで歩くことでとても安心したような嬉しそうな笑顔を見せてくれた。大規模な園内を暑い中長時間歩くことは、私にとってそうである以上に彼女にとって大変なことであるはずなのに、こちらを気遣うような様子を見せてくれることさえあった。私にとってこのことはとても予想外であった、と同時に、「予想外」と感じた自分自身に疑問を感じた。相手が純粋に思いやりを持って接してくれていることに対して、自分の接し方はどうだったであろうかと考え込んでしまった。

 はじめは純粋に一緒に楽しもうという気持ちがあったが、私自身、張り切りすぎていた部分があったのであろう。手をつなぎ歩くなかで、必要とされていることを強く感じていたので、いつの間にか、「~してあげる」という気持ちになってしまっていたのかもしれない。それどころか、相手の思いやりに「予想外」だと感じた私は、もしかすると相手の気持ちの存在すら考えていなかったのかもしれない。過剰に相手を思いやること自体を考えすぎて、相手の主体性を無視してしまうなどあってはならないことである。私は、今回の経験を通して、行為を行うときの気持ちのありようが、その行為の意味を大きく変えてしまうということを強く感じた。

 

 

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